【キャンプ基礎知識】ガイロープとは? 種類・選び方おすすめ紹介

キャンプ基礎知識

今回はガイロープについて基本的な事項の説明・紹介をいたします。

テントを張るためであったり、何かものを固定したりつるしたりする際にあると非常に便利なガイロープですが、改めてどういった場面で使えるのかというところも踏まえご紹介していきます。

ガイロープとは?

ガイロープはガイドロープを略した言い方で一般的に普及している名称になります。パラコード(パラシュートコード)も同じものを指します。

かなりしっかりとしたロープで主にキャンプなどのアウトドア活動での利用を主としたロープになります。テントやタープを張ったり何か固定したりといったことに主に使われます。

ここで紹介しているロープは丈夫なロープですが、クライミング用のロープとは異なっております。人の体重を安全に支えられるものではないのでご注意ください。

ガイロープの種類

ガイロープについてはあまり種類といったものはございませんが、購入する際に選ぶ基準となる項目について紹介していきます。

販売しているガイロープの長さについて

束になっていたりやボビンに巻いてあるタイプ

束や巻いて販売しているものは30m単位や50m単位で販売しているものが多く、必要な長さごとに切る必要があります。逆に言うとテントやタープを張るだけではなく、編み物やそれ以外のことにも好きな長さに調整して活用することができます。

適度な長さにもともとカットされているタイプ

こちらはカットなどせずにそのまま利用しやすいのともともと自在金具がそれぞれに付属してついていることが多いです。

素材について

ナイロン製とポリエステル製のものを見ますが、どちらが良いということはございませんが参考までに記載しておきます。

ナイロン

ポリエステルに比べ少し軽く、強度も高い素材になります

水を吸った際に伸縮性等に少し影響が出るようですが、これもまた強度などに強い影響を与えたりするわけではないです。

ポリエステル

水による影響を受けず乾きやすい点がナイロンに比べ優れています

ナイロンより強度は少し低いですが、あくまでナイロンと比較した場合というだけで強度も申し分はございません。

ガイロープを選ぶ基準

ガイロープの太さについて

購入する際にはガイロープの太さは注意する必要があります。

使っている自在金具にガイロープの太さによっては穴の径に合わず使えなくなってしまうことがあります購入する際に必ず確認してから購入されることをお勧めします。

芯の数について

強度についてはロープの中心に編み込まれている芯の数によっても影響があります。

芯の数が多ければおその分強度と太さがアップします。9芯のものがネットなどで見る限り一番大きな単位のようです。

切断面の処理について

ガイロープを切ってい利用する際は上の写真のように中の芯と、外側がほつれてきてしまいます。

そのため、切った口の部分はライターなど火を使ってあぶることで下の写真のようにコーティングすることができますので、切って利用する際は処理をするようにしてご利用することをお勧めします。

ガイロープの使い道

ガイロープの使い道としては3種類あります。

  • テントやタープなど張るため
  • 編み物
  • 物干しざおの代わりに利用

以下それぞれ紹介します。

テントやタープなど張るため

これが私の中で一般的なガイロープの使い道です。テントやタープを買った際にも大体付属でこの役割のためについてきます。

編み物

ガイロープを使って編み物ができます。写真のようにストラップのような形にもできますし上級者になるとこれでサンダルを編んだりする方もいるようです。

物干しざおの代わりに利用

ランプを引っ掛けたり、服やタオルなどを干したりする際に木と木の間などにガイロープを張ることで物干しざおの代わりとして使うことができます。

個人的にはキャンプ終了時にシュラフなどを干したりする際によく利用しております。その際はテントからガイロープを一本張ってそこにかけることが多いです。

まとめ

ガイロープはキャンプにおいてタープを張るという作業がない限り基本的になくても何とかなるアイテムです。ただ、ガイロープがあった方がより良いキャンプを楽しむことができますし、なにより何かあった際にガイロープがあると助かる局面もあるかと思いますのでぜひ忘れず持っていくようしてください。

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