今回は、麻紐から火口を作る方法とコツについて紹介していきます。
「そんなの麻紐をほどいてクシャクシャッとすればできるじゃないか」という人もいると思いますが、ファイヤースターターで火をつけようと思うと案外きちんとほぐさないとうまく火をつけることができません。
何度も試した結果見えてきた簡単に火口を作る手順を説明していきます。
そもそも火口とは?
火口とはファイアスターターや火打石で火をつける際に最初に着火させる燃えやすい素材のものを指します。使用方法としてはまず火口に火をつけそこから枝や薪などに火を移す火種として利用いたします。今回は麻紐で作った火口を紹介いたしますが、火口はこれだけではなく、綿の布を炭化させたチャークロスや松など油分を多く含んだ松の破片、そのほかにはフェザースティックなどがこれに該当します。
火口を作る方法とコツ
ここからは火口を作る方法とその際のポイントについて紹介いたします。
火口を作る手順
まず麻紐を10cm程度にカット
まずは上の写真のように10㎝程度に麻紐をカットしたものをいくつか準備します。
カットした紐をほどく
麻紐は上の写真のように3本程度のさらに細い麻紐でまとめられているので、まず先ほど切った10㎝程度の麻紐をさらに3つの細い麻紐に分けます。
それぞれ分割した細い麻紐は上下や横に引っ張ると簡単に上の写真のようにほどけますのでできる限り細かくなるように咲いていきます。
すると一つのほどいた細い麻紐が上の写真ぐらいの量ですが、出来上がります。
ほどいた麻紐をまとめる
先程ほどいた麻紐を複数まとめることで上の写真のように火口が出来上がります。
火口を作る際のポイント
10㎝にカットしてからほどく
ポイントとしては1点だけですが、麻紐を10㎝程度にカットしてからほどく作業をする点です。
私が最初麻紐を使って火口を作ろうとした際、それなりの量を作るために1mぐらいカットして麻紐をほどこうとしたのですがうまくほどくことができませんでした。麻ひもが長いと先はほどくことができるのですが、どうしてもほどきずらくなってしまうため短くカットするところからはじめることが大切になります。
下記の記事で焚火をする際に簡単にかつ上手に火をつける方法を記事でまとめておりますのでもしよろしければこちらも見てみてください。
まとめ
今回は麻紐を使った火口の作り方の紹介でした。キャンプをしている方出ればどなたでもご存じかもしれませんが、、、
もしこれまで麻紐で火口を作ったことがない方や、初めてファイアスターターで着火してみようという方はぜひ参考にしてみていただけると嬉しいです。
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