今回は夏のキャンプに必須アイテムである「蚊帳」について紹介いたします。
夏場は非常に虫も多く特に睡眠時に特に不快感を与えられるため非常にその対策は重要になり、テントを利用しないキャンパーになとっては蚊帳の使用は非常に重要になります。
この記事を読むと下記2点についてわかります。
- 蚊帳にはどのような種類があるのか
- 蚊帳を選ぶ際の基準
蚊帳とは
蚊帳(かや)とは、蚊などの小さな虫の侵入を防ぐための網目状の布のことを指します。
主に虫が多く発生する夏場に使うものであり、網目状の布を使うことで虫を避けるが風などは通すことができ、比較的快適に虫よけができるアイテムです。
英語では「モスキートネット」といい世界中で活躍するアイテムであり、野外活動を主とするキャンプでは特に活躍します。
蚊帳の種類
蚊帳は主に4種類あります。
- 自立式蚊帳
- 吊り下げ式蚊帳
- 床付き吊り下げ式蚊帳
- 大型自立式蚊帳
ソロ向けと大人数向けに分け、以下それぞれご紹介いたします。
ソロ向けの蚊帳3種
自立式蚊帳
自立式蚊帳は骨組み付きで自立できるタイプの蚊帳になります。
収納時それほどサイズは小さくならないものが基本ですが、どこかに吊り下げたりする必要もないので場所にとらわれず利用できる点がおすすめです。
基本的にソロ向けとしては上記画像のようなイメージのものが多いです。
・少しかさばる物のどこでも立てられるのでおすすめ!
吊り下げ式蚊帳
吊り下げ式蚊帳は読んで字のごとく吊り下げて使うタイプの蚊帳になります。
吊り下げ式の蚊帳は基本床部分がありません。木の枝などから吊るして出入りの際は下部の布地のない部分から出入りします。
非常にコンパクトですが、自立しないのと、床面がないため床面まで含めすべて覆うことができるタイプの蚊帳に比べると少し虫が入ってくる可能性が高まる点が少し残念です。
・コットのような高さのある寝具は上から被せて利用できるため親和性が高い!
床付き吊り下げ式蚊帳
床付き吊り下げ式蚊帳は吊り下げて使うタイプの蚊帳で床面までついているものを指します。
ただの吊り下げ式の蚊帳に比べ床面があるのと出入口がジッパーで開閉できるようになっているのが大きな違いです。
・コンパクトですが、自立しない点が少し残念!
大人数向けの蚊帳
大型自立式蚊帳
大型自立式蚊帳は骨組み付きで自立できるタイプの蚊帳で複数人で莉よできるタイプのものになります。
大人数で利用するタイプのものでキャンプで利用する物は自立式の蚊帳が一般的です。(もちろん吊り下げ式のものもありますがあまり一般的ではありません。)
ソロ用のものは基本睡眠時に使う想定になりますが、大型の複数人で利用する蚊帳はこの中で睡眠をとるというより中で虫の影響を受けずに食事など活動をするために使います。
・複数人で利用できる反面、非常に大きく重いタイプの蚊帳です!
蚊帳を選ぶ基準
利用人数/用途
選ぶ基準の一つ目は利用人数/用途についてです。
- 大人数で食事など活動の際に使いたいのであれば「大型自立式蚊帳」
- ソロキャンプで睡眠時にテントを利用しない方は「自立式蚊帳」「吊り下げ式蚊帳」「床付き吊り下げ式蚊帳」
を利用しましょう!
収納時のサイズ/重さについて
収納時のサイズ/重さは自立式蚊帳が少し大きく重めになってきます。
車キャンパーの方は気にする必要はありませんが、電車や徒歩、バイクなどでキャンプに行く方にとっては非常に重要な項目です。
もちろんメーカーや製品ごとで変わりますが、下記のような傾向があります。
【種類別収納時のサイズの傾向】
自立式蚊帳 | ・収納時少し大きめ ・少し重い |
---|---|
吊り下げ式蚊帳 | ・収納時は非常にコンパクト 。超軽量 |
床付き吊り下げ式蚊帳 | ・収納時はコンパクト 。軽量 |
大型自立式蚊帳 | ・収納時のサイズも大きい ・かなり重い |
とにかく持ち運びに重きを置かれる方は「吊り下げ式の蚊帳」がおすすめです!
快適さについて
蚊帳を選ぶもう一つの基準としては快適さについてです。
メーカーや製品ごとで同じ種類の蚊帳でも異なるため一概に説明はできませんが、ある程度種類ごとで特徴はあります。
【種類別強度の傾向】
自立式蚊帳 | ・虫はほぼ入ってこない ・それなりに快適 |
---|---|
吊り下げ式蚊帳 | ・床がないため多少の虫はあり 。快適さはイマイチ |
床付き吊り下げ式蚊帳 | ・虫はほぼ入ってこない 。快適さはそこそこ |
大型自立式蚊帳 | ・床がないため多少の虫はあり 。広くそれなりに快適 |
まとめ
今回は夏の虫対策の必須アイテムである「蚊帳」についての紹介でした。
ぜひこれから新しく蚊帳の購入を検討されている方はぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。
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