今回は電車キャンパーにとって意外と注意が必要な、電車に手荷物として持ち込みに注意が必要なもの、持ち込めないものについてご紹介いたします。
昔は電車内に持ち込めていたものが現在はNGになっていたり、制限が厳しくなっていたりしますので是非本記事チェックいただければと思います。
電車キャンプとは?
「電車キャンプ」とは、電車を移動手段としてキャンプをしに行くことを指します。
車と違いたくさんの荷物を持ち運ぶことはできませんが、車やバイクでないため帰る直前までお酒を楽しむことができたり、混んでなければ座っていれば現地まで運んでもらえたりとメリットもあります。
ただし、路線が走っている近くのキャンプ場にしか行くことができないため、行けるキャンプ場が限られてしまいます。
メリット | ・行き帰りの運転不要 ・帰る直前までお酒が楽しめる |
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デメリット | ・行けるキャンプ場が限られる ・荷物の持っていける量が少ない |
電車に持ち込みに注意が必要なもの
刃物(ナイフ等)
まず、注意が必要なものが刃物類です。
キャンプではナイフはもちろん、のこぎりや斧、ナタなども対象になります。そもそも銃刀法違反で注意が必要ですがそれらを持った状態で電車に乗る際の注意点があります。
いつからルールができたか?
経緯としては2018年6月9日に発生した東海道新幹線「のぞみ265号」車内における刃物による殺傷事件を受け、2019年4月1日(月)より鉄道車内に刃物を持ち込むことができないことを明確化するため、手回り品ルールに刃物を持ち込み禁止が追加されました。
》鉄道車内への刃物の持ち込みを禁止する手回り品ルールの改正について | 東京都交通局
持ち込み方法のガイドラインについて
また、電車への持ち込み方法については国土交通省鉄道局発行の「刃物を鉄道車内に持ち込む際の梱包方法についてのガイドライン」より確認することができます。
ざっくりとまとめると、電車車内に持ち込む際には刃渡り6cm以上のものについては直ちに使用できない状態に梱包しておくこと、刃渡り6cm以下のものについては電車内で利用せず袋等に収納して持ち運ぶことが必要です。
詳細につきましては下記ご覧ください。
》刃物を鉄道車内に持ち込む際の梱包方法についてのガイドライン
燃料関連(カセットガス、固形燃料、オイル等)
もう一つ注意しないといけないのはキャンプで使う燃料関連です。
注意しないといけないものは以下になります。
可燃性液体 | パラフィンオイル等 お酒 |
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高圧ガス | CB缶 OD缶 |
可燃性固体 | 固形燃料 |
いつからルールができたか?
上記の中で持ち運べる量に制限があるのはもちろん、2016年4月からルールに変更があり、持っていくことができなくなったものもあります。
》鉄道車内に持ち込める手回り品のルールの一部変更について | 東京都交通局
持ち込みルールについて
上の変更点ご覧いただければわかる通り、ガソリン・灯油・軽油は持ち込みが完全にできなくなっております。
そのため、電車キャンパーの方はオイルランタンなどは燃料を電車内に持ち込むことができないため、代わりに電池式のランタンやキャンドルランタンを利用する必要があるので注意しましょう。
また不要な心配かもしれませんが、お酒も持ち込み2Lもしくは2kgまでという制限があるのでお酒をたくさん飲まれる方は注意ください。
・電車キャンパーはオイルランタンはNG!
まとめ
今回は電車キャンパーにとって意外と注意が必要な、電車に手荷物として持ち込みに注意が必要なものについてご紹介いたしました。
ガソリン・灯油・軽油などは量に関係なく現在持ち込みができなくなっているのでご注意いただき、その他持ち込めるものについてもしっかりとルールを確認して、電車キャンプをお楽しみください!
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