今回はDDタープ3x3を使った張り方であるロースタイルシェルターを紹介します。
かなり高さの低いタイプのシェルターを作ることができる張り方であり小さな洞穴のような形状になります。
本記事では下記点についてまとめております。
- ロースタイルシェルターの張り方
- 必要な道具
- メリット/デメリット
「ロースタイルシェルター」について
ロースタイルシェルターは上の写真のような張り方になります。
この張り方の特徴としては名前にもある通り「低さ」です。風が強い時などは高さが低いため、風向きを背にして立てるとかなり安定感のあるシェルターとなります。
ただ、フルクローズできないため雨風が強い時には少し心もとなさは残ります。
宿泊しやすさ | ★★★★☆ |
---|---|
張る難易度 | ★★☆☆☆ |
フルクローズ可否 | 不可 |
前からの写真
下の写真は前から撮った写真です。
横からの写真
下の写真は前から見て右横側から撮った写真です。
後ろからの写真
下の写真が後ろ側の写真になります。
斜め後ろからの写真
下の写真が斜め後ろからの写真になります。
「ロースタイルシェルター」に必要なギア
ロースタイルシェルターを張る際に必要なキャンプギアは下記になります。
DDタープ 3x3
冒頭にも書いておりますが、DDタープ3mx3mが1つ必要です。
ペグ
ペグについては固定しないといけないループが4か所、ガイロープの先を固定しないといけない場所が1か所ありますので、合計5本必要になります。
ポール
ポールは1.2mのものが1本必要になります。
ガイロープ
ガイロープは2.4mのものが1本必要となります。
- DDタープ 3x3 :1枚
- ペグ :5本
- ポール1.2m :1本
- ガイロープ :1本
「ロースタイルシェルター」の張り方
上の図がDDタープを広げた際のイメージ図です。写真の上部が入り口側になります。
ポールは入り口側に1.2m程度のものを1本使います。
赤色の二重丸 :ペグを固定する場所
青色の丸 :ポール頭部のタープに付く位置
青色の二重丸 :ポール下部の地面の位置
黄色の網掛け :床になる部分
紫色の点線 :立てた際に地面に対する形
緑色の線 :ガイロープを張る位置
1.まず赤二重丸1に赤丸1を重ねペグで地面に固定します。合わせて赤二重丸2もペグで地面に固定します。
2.次に赤二重丸3に赤丸3を重ねペグで地面に固定し、合わせて赤二重丸4もペグで地面に固定します。
3.続いて赤二重丸5に赤丸5を、赤二重丸6に赤丸6を重ねペグで地面に固定します。
4.最後に青二重丸を根元にしてポールを立てガイロープでぴんと張ればば完成です。このポールの上部の部分はループがないためタープをポールの先に下記参考画像のようにガイロープで固定する必要があります。
・ストック(登山用の杖)でも可!
その他の張り方が気になる方は下記記事でDDタープ3x3を使ったテントの張り方まとめておりますのでご参考にしてください。
》【DDタープ3x3張り方】図解つき!おすすめ張り方16パターン紹介
メリット
メリットとしてあげられるのはタープで床面を作れる点です。
床が直接地面ではなくタープの一部を使った床を確保することができ快適なタープ泊を楽しむことができます。
また、冒頭から記載しておりますが、高さが低く風に強いのも魅力です。
デメリット
中の空間が低く狭い点です。
中の空間は奥行きはありますが、高さが非常に低いため基本的には横になって休むぐらいしかできず、座ったり活動したりは少し厳しいです。
おすすめの季節「春、秋、冬」
この張り方は春、秋、冬シーズンにおすすめです。
フルクローズすることはできませんが風の通りも悪いため夏場は暑くなりやすくお勧めできませんが、入り口部分が狭く冷気も入ってきづらいため寒さが厳しい冬場や、春/秋といった快適なキャンプを楽しめる季節におすすめです。
ただし、夏でもおすすめではないと書いているだけでこの張り方でタープ泊を楽しむことができます。
まとめ
今回はDDタープ3x3を使った張り方であるロースタイルシェルターについて紹介いたしました。
風に対して非常に強いおすすめの張り方の一つであり、ぜひタープ泊をする際にこの張り方試してみてはいかがでしょうか?
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