ソロキャンプでの不安の種、盗難被害の防止対策紹介

キャンプノウハウ

この記事ではソロキャンプにおいて重要な盗難防止対策について紹介していきます。

グループキャンプをする場合であれば誰かが見ておけばある程度盗難を防ぐこともできますが、どうしてもソロキャンプではそういった対策も難しくなります。ただ、盗難対策が難しいからと言って、ソロキャンプに挑戦できないというのも、もったいない話です。

そのため、ソロキャンプでできる盗難防止対策を簡潔に紹介していきます。

ソロキャンプにおける盗難の発生について

ソロキャンプに限らずキャンプにおいては盗難の可能性はゼロではありません。そうそう起こることではありませんが、起こらないとも言えないのが盗難です。

ソロキャンプにおいては特に注意が必要です。複数人いる場合であれば交代で設営場所から離れたりできるところソロキャンプではそれができないため、より注意する必要が出てきます。

また、設営場所を離れるタイミングだけでなく、夜間の睡眠時にも注意が必要です。周りが寝ており、目がないだけでなく夜は暗くそっとギアなどをもっていかれる場合もあります。

・グループキャンプに比べソロキャンプは盗難被害にあう危険性が高い
・設営場所を離れる以外にも夜間の睡眠時にも注意!

ソロキャンプでの盗難対策の方法

ここからは具体的に盗難対策の方法を紹介していきます。

他のキャンパーが多くいるところに設営する

まず一つ目にあげるのは他のキャンパーが多くいるところに設営することです。

人が多いところに設営すると周りに目につきやすく、盗難にあいやすいのではと思う人もいるかもしれません。しかし、周りの目があるからこそ盗難をしてしまう人も目につきます。

ソロキャンプで来ているのだろうなと周りから認知されているところに別の人が来るといやでも目につきますし、わざわざ盗難をする人もそういった場所は狙いません。

設営場所を離れる際は貴重品は必ずすべて身に着ける

二つ目としては設営場所を離れる際は貴重品は必ずすべて身に着けることをおすすめします。

少しぐらいの間であれば大丈夫であろうという油断が被害にあってしまう原因になるので、しっかりと財布や鍵、携帯などは身に着けて移動するようにしましょう。

内側に収納(ポケット)などがついた寝袋を使う。

3つ目としては内側にポケットのような収納がついた寝袋を使うこともおすすめです。

睡眠時ズボンのポケットなどに貴重品を入れて寝ると少し寝づらく感じるかもしれません。そんな時、寝袋側にうちポケットがついていればそこに財布や携帯、鍵などをいれておくと寝やすくなりかつ盗難防止にもなります。

睡眠時にテントもしくはタープの外にギアを置いておかない

また、睡眠時にテントもしくはタープの外にギアを置いたままにしておくことはお勧めしません。

「ソロキャンプにおける盗難の発生について」でも記載した通り夜間の盗難の可能性もあり、見えるところにそのままギアを置いていくと盗難の被害にあってしまう場合もあります。

そのため、テントやタープ内にまとめたり高価なギアは車などで来ている場合は片づけてしまうのもおすすめです。

テントがある場合は鍵をかける

上の写真の赤枠で囲んでいるようなチャックのついている場所に鍵をつけておくこともおすすめです。

少し設営場所から離れる際や睡眠の際にもテントを使っている場合には、南京錠のようなタイプの鍵をかけておくことで盗難防止することができます。

周りのキャンパーに見ておいてもらえるよう相談する

少しハードルは高いですが、周りのキャンパーに相談して設営場所を離れる際に見ててもらうのもよいです。

設営時に挨拶をして仲よくなっておくことでこういった相談がしやすくなりますし、もしお願いできなかったとしても何かあった際は教えてくれたりします。

もし盗難にあってしまったら?

最後にその他の対応策として、もし取られてしまった場合の対応について説明しておきます。

一般的にキャンプ場内での盗難は管理者の方で対応できませんとなっている場合が多く、きちんと警察に連絡して盗難証明書(事故証明書)を取得するようにしましょう。

次の項でも紹介しますが、保険などに入っておりそれを使う場合に盗難証明書が必要になりますので、被害にあった際はすぐに警察に連絡するようにしましょう。

・キャンプ場側で盗難等に関する一切の責任は取らない方針が基本
・盗難被害にあった際は警察に連絡&盗難証明書を取得するようにする。

いざというときのキャンプ保険

あまり有名ではないかもしれませんが、キャンプ用の保険というものもあります。

高価なテントやギアなどを利用している方は1日ごとで入れるものもありますので是非検討してみてはいかがでしょうか。

ミニケアキャンプ保険(チューリッヒ少額短期保険)

1泊2日500円で入れる保険になります。

携行品の保証のほかに、キャンプでのけがや入院、第三者に対する個人賠償責任(レンタル用品も含む)、救援者費用も含まれる保険です。

【ミニケアキャンプ保険】 | チューリッヒ少額短期保険 (zurichssi.co.jp)

アウトドア保険(ドコモ)

こちらは月額で支払うタイプの保険になります。ライトプラン(月額290円)、スタンダードプラン(月額860円)、プレミアムプラン(月額2,160円)となっております。

携行品の保証はスタンダードプラン以上でないとついておらず、スタンダードプランで10万円、プレミアムプランで20万円までの保証を受けることができます。

【ドコモ】アウトドア保険|キャンプや釣り、スポーツなどのリスクに備えを! (hoken-docomo.jp)

野あそび保険(モンベル)

携行品の保証からキャンプでのけがや入院、第三者に対する個人賠償責任(レンタル用品も含む)、救援者費用まで網羅している保障になります。

携行品1つ(1組または1対)につき10万円 (乗車券、通貨などは5万円)を限度として、時価額で産出された損害の額または修理費のいずれか低い額を保証してもらえます。

モンベル | 保険 | モンベル野あそび保険(国内旅行傷害保険) (montbell.jp)

まとめ

今回はソロキャンプの際の盗難対策についてまとめました。

グループキャンプでも被害にあってしまうものですので、ソロキャンプの際は今回まとめた対策を参考にぜひ、盗難に気を付けながらソロキャンプ楽しんでください。

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