タープ泊はタープだけで寝泊まりするキャンプスタイルになりますのでイメージしたいただければわかる通り寒さ非常にに弱いです。
冬場のキャンプはどうしてもタープ泊は寒さとの戦いになってしまうので寒さ対策は必須です。
この記事では下記2点についてまとめております。
- タープ泊で寒さにどういった影響を受けるのか
- 寒さ対策方法「6」種類
それではタープ泊の寒さ対策のノウハウ紹介していきます。
タープ泊における寒さの影響について
タープ泊では夜(特に睡眠時)に非常に寒さの影響を受けます。
日中は天気が悪くなければですが、日差しが指す場所であればある程度暖かさを感じることができます。しかし、夜間暗くなると気温も下がり非常に厳しい寒さにさらされることになります。
テントでももちろん寒さは感じますが、やはりテント内は占めれば密閉度も高くある程度内部の温度は 確保できます。(もちろん限度はありますが、、、)
しかし、タープ泊ですと基本的にタープ一枚でシェルターを作成することになるためフルクローズできる張り方をしたとしてもどうしても隙間風に悩まされますし、テントと違ってインナーテントとアウターテントの2重構造にもなっておらずダイレクトに寒さの影響を受けます。
そのため、寒さ対策(特に夜間の睡眠時)に対策をすることがタープ泊において非常に重要になります。
・一番影響を受けるのは夜間(特に睡眠時)。
寒さ対策の方法
具体的にタープ泊の雨対策としては下記5種類ございます。
以下それぞれ詳細紹介いたします。
コットを利用する
まず一つ目にあげるのはコットです。
寒さは地面からもかなり感じると思います。もちろん外気の低さも非常に影響受けますが、キャンプで冬場横になってみるとわかりますが、地面も結構冷えており自分の体と地面の間に何か挟まないとどんどん体温を奪われてしまいます。
もちろんマットでもある程度防ぐことはできますが、コットなどを使って地面に体がくっつかないようにすることでより寒さを防ぐことができます。
基本的にはタープ泊の際にはローコットがおすすめです。タープ泊用の張り方は高さが低い張り方も多く、またキャンプスタイルとしてもロースタイルの方が合うのですすめです。
寝袋を外気温に合わせて適切なものにする
二つ目としては外気温に合わせた寝袋を利用することです。
当たり前のことかと思いますが、思ったより夜は冷えてしまい自分が持って行った寝袋では寒いといったようなことが起こってしまう場合があります。適正温度がかなり低い温度まで耐えられる寝袋を持って行ってもいいですし、インナーシュラフも併せて持っていき調整するという方法もあります。
寝袋記載の適正温度に対し+5℃ぐらいと考えて準備することをお勧めします。
例:寝袋記載-10℃→実際の外気温-5℃くらいまで
・インナーシュラフの利用もおすすめ
ちなみに寝袋の選び方やおすすめについては下記記事で紹介しております。良ければご参考にしてください。
【キャンプ基礎知識】寝袋について種類・選び方おすすめ紹介 | CAM P RISM
焚火をする
3つ目にあげるのは焚火です。
夜間はもちろんですが、日中も寒さ対策として焚火は非常におすすめです。焚火はをすることで暖かさも確保できますし、火の揺らめきを見てリラックスもできます。また、五徳をつけることができるタイプの焚火台やトライポッドなどを組み合わせて使えうことで焚火で暖をとりながら炊事をすることもできます。
・焚火台やトライポッドの組み合わせをすることで炊事しながら暖をとるべし
下記記事で焚火の火のつけ方も紹介しておりますので良ければご参考にしてみてください、
【焚火の基本】焚火をする上で簡単かつ上手に火をつける方法紹介 | CAM P RISM
厚着をする
冬のキャンプでは厚着をするのもポイントです。
もちろん日中起きている状況でも重要になりますが、夜や朝など特に睡眠時に重要になります。かなり暖かい寝袋で睡眠をとることで快適な睡眠をとることができますが、睡眠時も外に出ることを意識して適切な厚着をして寝ないと夜間トイレに行きたいときや、朝方起きる時に寝袋から出れなくなってしまいます。
また、靴下も非常に大事です。熱は脚先から奪われていきます。最近では足先の冷えない靴下なども販売されておりますのでそういった靴下を使ったり、重ね履きすることで足を守りましょう。
・冷えは足元から!靴下に力を入れましょう!
ちなみにおすすめ靴下は「桐灰化学 足の冷えない不思議なくつ下」です。
カイロをもっていく
カイロをもっていくこともおすすめです。
張るカイロでもいいですし、張らないタイプのカイロでもどちらでも両方でもあればもっていくと快適になります。ただ、寝る際は低温やけどの危険性もありますのできちんとはがして寝ることがポイントになります。
ストーブを使う
最後にストーブも紹介いたします。
私はキャンプ用で使う薪ストーブをもってはおりませんがシェルター内部をかなり暖かくできるようです。ただ、フルクローズしたシェルターの中で使う場合は一酸化炭素中毒対策で一酸化炭素警報機の利用やシェルターが完全に密閉されないよう注意が必要なのとかなりストーブ自体が熱くなるので火の燃え移りによる火事には気を付けて利用することが重要になります。
一番おすすめの寒さ対策について(ポイントは寝袋と靴下)
基本的にここまでで紹介した6つの方法すべておすすめではありますが、事前準備として外気温に合った良い寝袋と重ね履きできるように数枚の靴下は必ずもっていくことをおすすめします。
寒さは脚先から忍び寄ってきますので足をしっかりと温める工夫が日中の活動と睡眠時に非常に重要になります。
コットはなくてもマットなどがあればある程度しのげますし、薪ストーブはなくても特段問題はございません。(薪ストーブはある方がおしゃれな雰囲気は出せると思いますが。。。)
厚着をして靴下の重ね履きをし、焚火で暖を取り活動し眠くなったら外気温にあった寝袋で熟睡をすることで冬キャンプもしのぐことができます。
・靴下は複数枚もっていき寝る際は重ね履きする!
まとめ
今回は冬の日のタープ泊の寒さ対策についてのご紹介でした。
冬場のキャンプは非常に空気も透き通り、虫もおらず非常に快適な時間を過ごすことはできます。しかし、寒さは非常に厳しくなる時期もありますので各々快適なタープ泊を楽しむためにご参考にしていただければ幸いです。
ぜひ、冬のタープ泊キャンプ楽しんでください。
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