キャンプが好きな方もそうじゃない方もおそらくほぼ皆さんが知っているであろう「テント」について今回は種類や選び方を紹介していきます。
テントとは?
テントとは木や金属でできた骨組みと布地でできる仮設的な居住施設のことです。
私がイメージするテントは上記のようなキャンプの際に使うものですが、自治会や運動会などでよく使われるポールの上に屋根がついている家形ものや、サーカスなどで使う大型のサーカステント、ゲルやイグルーなどもテントの枠に入ります。
今回紹介する範囲はあくまでキャンプに用いるテントについての紹介となります。
テントの種類紹介
ここからはキャンプの用途として用いるテント6種類大きく下記2つの分類に分けて紹介していきます。
- 一般的なテント
- 軍幕
以下よりそれぞれご紹介いたします。
一般的なテント
キャンプ場などでよく見る家族からソロキャンパーまで広く使われている一般的なタイプのテントが以下になります。インナーテント、フライシートの二つに分かれていて、インナーテントの上にフライシートをかけるものが多いです。
ドームテント
ドームテントは最も一般的なテントです(私のイメージですが)。主にポールを骨組みとして地面に固定しなくとも自立できるテントになります。そのため、地面にこだわらずたてることができるためかなり利便性が高いです。また、ワンタッチ式のものもあり、短時間で簡単に組み立て収納できるタイプのテントもあります。
※ワンタッチ式:組み立てが不要なテントで、取り出し後テントを開くだけで簡単に立てることができるテントです。
・地面に固定せずとも自立可能
ワンポールテント
ワンポールテントはテントの真ん中にポールを立てることで組み立てるテントになります。テントの形としてはおしゃれですが、真ん中にポールがたつことで中の空間が少し狭くなり、また地面にペグ等で固定することでしか基本的に立てることができないので場所の制約も少し出てきます。
ただ、少し荷物が増えますが、二股のポールを使うことで中の空間を広げたり、地面にペグ等で固定できない場合も錘などをペグ固定するところにつけることで、たてることも可能になります。
・床部分を固定してポールを立てるだけで完成、設営が簡単!
ツールームテント
ツールームテントはかなり大型のテントです。テント内が二つの部屋に分かれていて一方が床があり、片方が地面が露出している部屋などに分かれていて寝室スペースと屋根付きの調理場兼食事スペースなどに分けることができます。地面が露出しているとはいえ中で焚火をしたりまではできないですが、雨など降っている際にもタープを別で張らずとも十分な作業すペースも確保できます。
しかし、かなり荷物としても大きくまた、地面にも固定することが必要になります。
・収納時のサイズもかなり大きめ
軍幕
最近(とはいえ少し前から)流行っている軍の放出品のテントの紹介をします。主にソロキャンパーに使われているイメージです。放出品は基本的にコットンでできており、耐火性も強く根強い人気があります。また、人気が非常に高くなっており近年はいろいろなメーカーからも販売されています。
パップテント
パップテントは軍幕の中でもかなりスタンダードなテントで非常に人気があるイメージがあります。ドイツ軍放出品のイメージがあります。上記画像のような両脇にジッパーがついている形が主流になっていますが、もともとはそういったチャックはなく六角形の布を二つ組み合わせた形のシェルターのようなイメージになっています。軍放出品でジッパーがついているものは後でジッパーを取り付けて開け閉めできるようにカスタマイズしたものになります。
また、ジッパーをつけることによりその部分を屋根にもすることができる点がおすすめです。
・様々なメーカーから販売されている
ポンチョテント
ポンチョテントはポーランド軍の放出品のテントになります。形としてはワンポールテントになっておりますが、より武骨なイメージでサイズとしては一人二人入るのが精いっぱいのものになります。私もこちらは持っており、価格としてもパップテントより少し安く購入できるイメージがあります。
最も大きな特徴としてはテントとしてではなく、ポンチョとしてはおるように切ることもできる点です。テントにする際は2枚の布を組み合わせて作るのですが、それぞれがポンチョとしてきることもできます。
・ポンチョとして着用して持ち運べる!
フランス軍幕テント
フランス軍幕テントは名前の通りフランス軍の放出品になております。二人横になるひろさがあり床部分の布もついているイメージがあります。パップテント、ポンチョテントよりも安いイメージがありお手頃で、私も一つぜひ購入できればと考えております。
・2人で宿泊も可能!
テントを選ぶ基準
テントを選ぶ基準・観点としては4つあります。
- サイズ
- 防水性
- 形状
- 季節
以下それぞれ解説します。
サイズについて
基本的にテントのサイズとしては大きさも書いておりますが、対応人数をみるといいと思います。
対応人数は基本的にテントの中いっぱいに寝れる人数が記載されています。対応人数からから2人分ひいた人数が一般的に荷物を中に入れてゆったいりと使うことができるサイズになります。
防水性について
大雨が降った際などに非常に重要なポン員とになります。耐水圧3000mmあれば土砂降りでもある程度安心できます。表記としてはPU3000と書いている場合もあります。そういった情報が書いていない安いテントなどは雨が降った際床から浸水などしてくる場合があるのでご注意ください。
また、フライシートというテントの上にかぶせるシートがあるものにしたほうがより雨を気にせずに済みます。
耐水圧とはテントに水が浸みこむのを防ぐ性能を表す値(単位:mm) のことです。 1cm四方上で何mmの高さまで生地から水が漏れずに耐えられるかであらわされます。
形の選び方
基本的には気に入った形のテントを購入するのが一番です。
最近のテントは組み立てもそれほど難しいものなく、またネットで調べれば動画付きで組み立て方など紹介しておりますのでわからない場合もそういったものをかつようすることで簡単に組み立てることができます。
季節に関して
テントにもものによっておすすめの季節が存在します。夏用、冬用等分かれてくるのですが、インナーテントがメッシュになっているものは主に夏用で、しっかりした布地でできているものは寒い季節にかけて主に使うものになります。
夏用冬用等記載があるものもございますが、インナーテントがメッシュタイプのものを冬につかうのは厳しかったり逆もしかりなので選ぶ際はある程度ご注意ください。
テントのおとも グランドシートとは?
テントを設営する際に必需品といっても差し支えないものとしてグランドシートがあげられます。
役割
役割としてはテントの床下部分を守る非常に重要なシートになります。テントと地面の間に敷くもので丈夫で破れにくい素材でできています。
クッション性はなくあくまでテントの下を守るものです。快適な空間を作るものではない点購入の際に勘違いしないよう気を付けてください。
ちなみにクッション性がありテントの中で使うものはテントマットになります。
グランドシートを選ぶ基準
テントの形状、サイズによって選ぶものが変わってくるため 基本的にこれがいいですというもはないです。 メーカーによってはテントに合わせてグランドシートを販売されている場合もあるので迷ったらメーカーしてのものを選ぶのがおすすめです。
まとめ
キャンプにテントは必須のアイテムとなります。今は自分で購入しなくてもレンタルしたりすることもでき気になったテントを一度借りてみるというのもおすすめです。
ただ、大体のテントが3,4回程度使えば個人的に元を取れると思いますので、ぜひ自分の気になるテントを購入してみてはいかがでしょうか。
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