私は基本電車でキャンプに行くのでいかに荷物を削られるかがポイントになります。週一でキャンプに行く私ですがいきついたのが、タープ泊になります。タープ泊は虫対策なども必須で少しとっつきにくさもありますが、楽しさもあります。
今回はDDタープ3x3を使ったステルス張りを紹介していきます。
ステルス張りについて
ステルス張りは上の写真のような張り方になります。
三角テントのようなかわいい形になります。今回写真には収めることができていませんが、入り口を閉じることもできます。高さは非常に低く、フルクローズもでき非常に悪天候に強いです。
横からの写真
下の写真は横から撮った写真です。
後ろからの写真
下の写真は後ろから撮った写真です。
ステルス張りに必要なギア
ステルス張りを張る際に必要なキャンプギアは下記になります。
DDタープ 3x3
冒頭にも書いておりますが、DDタープ3mx3mが1つ必要です。
ペグ
ペグについては固定しないといけないループが8か所とガイロープ固定に1つ必要なので、最低9本必要になります。風が強い時などは、地面に接する残りのループもペグで固定した方がよいのでその際は12本合計で必要になります。
ポール
ポールは1.2mのものが1本と0.6mのポールが1本の径2本必要になります。
ガイロープ
ガイロープは2.4mのものが3本あれば事足ります。(長さはもう少しみじかくてもいいですが)
- DDタープ 3x3 :1枚
- ペグ :9本(すべてのループを固定する場合は12本)
- ポール1.2m :1本
- ポール0.6m :1本
- ガイロープ :3本
ステルス張りの張り方
上の図がDDタープを広げた際のイメージ図です。写真の下部が入り口側になります。
ポールは1.2m程度のものを前側に後ろはテント内の空間を広く使うためにメインの半分の60㎝ぐらいのものを後ろ側に使います。
赤色の二重丸 :ペグを固定する位置
青色の丸 :支柱用のポールを入れる場所
緑色の線 :パラコードを張る箇所
黄色の網掛け部分:内側におり込むところ
紫色の点線 :立てた際に地面に対する形
1.まずDDタープを展開した図のように広げ、1と2の赤丸部分をそれぞれ赤の二重丸に移動させペグで固定します。二重丸の場所は3本あるパラコードのうち真ん中を除く両側の根元のタープとのつなぎ目のところになります。
2.その後入り口と反対側の後ろ部分の4か所の赤色の二重丸のループの箇所と同じ場所にペグを打ち込み固定します。
3.その後入り口側に近い1.2mのメインポールを立て、入り口真ん中のパラコードを張ってポールを固定します。
4.その後サブの60㎝程度のポールを入り口から遠い青い丸部分にポールを立て(これは斜めで大丈夫です。)内部の空間を広く確保します。
5.最後にタープ全体がぴんと張るようにペグの位置を微調整し、1と4の赤色の丸のループを赤色の二重丸の位置にペグで固定し、入り口両側のガイロープをタープに沿って1と4の赤色の二重丸部分のペグに引っ掛け固定し完成です。
その他の張り方が気になる方は下記記事でDDタープ3x3を使ったテントの張り方まとめておりますのでご参考にしてください。
【DDタープ3x3張り方】 おすすめ張り方12パターン紹介 | CAM P RISM
メリット・デメリット
メリット
この張り方は比較的テントに形も近いところがおすすめです。
タープは様々な張り方がありますが、フルクローズにすることもできプライベートな空間が比較的確保できます。また、風などが強い日でも高さが比較的低いので風に対して非常に強いところもよい点です。
デメリット
ただ、この貼り方では寝る際のシェルターとしての利用には最適ですが、高さが低く中で何かするには少し厳しいです。雨が降っている日などはガスであれば中で調理などもできますが、DDタープはコットン生地ではないため、炭などでの調理は厳しいです。
しかし、今回紹介しているのはあくまで3x3のサイズを使ったステルス張りであり、よりサイズの大きなDDタープでステルス張りをすると中でも作業する空間がつくることができます。
おすすめの季節「春、秋、冬」
この張り方はどちらかというと春、秋、冬シーズンにおすすめです。
立てた際の時の高さも低く風に強く、またかなり密閉度が高く寒さにはある程度強いですが夏にすると熱がかなりこもります。
まとめ
形的にも非常にかわいく、私のお気に入りの張り方の一つです。
中は低いですが、それなりに広さもありますが床は完全に地面になりますので下にシートをひかないといけません。有名な張り方なのでご存じの方は非常に多いと思いますが、タープ泊が気になる方はぜひ一度試してみて下さい。
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