今回は重要なキャンプギアの一つであるクッカー(コッヘル)について説明、紹介をいたします。キャンプのだいご味の一つである野外炊飯、そこで重要になってくるのが調理器具であるクッカーになります。
ここではクッカーの種類や選ぶ基準を解説していきます。
クッカーとは?
上の写真は私の持っている焚火缶のクッカーです。
クッカー(コッヘル)とはキャンプや登山などアウトドアでの利用を想定した小型携帯用の少人数で利用する調理器具のことを指します。クッカーは英語、コッヘルはドイツ語が語源になっているようです。
クッカーの種類紹介
クッカーは形状・素材それぞれ3種類ずつあります。
形状別 種類
形状は3種類あります。
- 丸型クッカー
- 角型クッカー
- 飯盒
以下よりそれぞれ紹介します。
丸型クッカー
丸型クッカーは読んで字のごとく円筒形の形をしたクッカーを指します。
メリットとしては角がないので洗いやすかったり均等に熱が伝わりやすいイメージがあります。また、注ぎ口が鍋についているのものもありポットとしても使えるものもあります。
角型クッカー
角型クッカーは長方形の四角柱の形をしたクッカーのことを指します。
メリットとしてはパッキングしやすかったり、リュックに詰める際に丸型に比べて隙間なく詰めることができたりする点です。
飯盒
飯盒はソラマメ型のクッカーのことを指します。
もともとは日本の軍隊で開発された携帯に適した調理用の鍋ですが、現在ではキャンプ等の野外活動で活躍するアイテムとなっております。
素材別 種類
素材は主に3種類ございます。
- アルミニウム
- ステンレス
- チタン
以下よりそれぞれ紹介します。
アルミ二ウム
熱伝導率も高く焦げ付きずらいのが特徴です。欠点としては金たわしなどで強くこすると表面のコーティングがはがれて錆に繋がってしまうので取り扱いにある程度の注意が必要になります。
ちなみにコーティングとしてはアルマイト加工のことを指します。
また、重さについては3つの中で最も軽いです。
ステンレス
アルミニウムとは逆で硬く丈夫なため、金たわしなどでごしごし洗っても錆などは気になりません。欠点も逆で熱伝導率が低く焦げ付きやすくなっているため調理の際注意しなければなりません。
また、重さについては3つの中で最も重いです。
チタン
アルミ二ウムやステンレスに比べると価格が高くなります。軽く丈夫なところはいいが熱伝導率がかなり低く取っ手等も厚くなりにくいが結果焦げ付きやすく、燃料もたくさん必要になってしまいます。
また、重さについては3つの中で2番目に軽いです。
クッカーの選び方
前提として大小2サイズの蓋つきのものがおすすめですが、その他選び方として紹介いたします。
サイズについて
サイズについては利用人数である程度購入サイズが決まります。
ただ、クッカー自体携帯性にすぐれたコンパクトな鍋ですのであまり大きなものはありません。ソロで使う用のミニマムなものか少し大きめの2人程度で使えるサイズのものかのどちらかになります。
素材について
素材については個人的にはアルミ二ウム製がおすすめですが、コーティングの剥がれなど気になるようでしたらステンレスでもいいと思います。
ただ、チタン製だけは金額も高く、あまりメリットを感じられないのであまりお勧めしません。
形の選び方
形については気に入った方を選択すれば大丈夫です!個人的には丸型の方が熱も均一に伝わりやすく、洗いやすいのでお勧めです。
まとめ
キャンプにおいてクッカーはなくてはならないギアの一つです(普通の鍋などもっていっていれば必要ありませんが(笑))。もしこれから購入される方はしっかりご検討いただければと思います。
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