【キャンプ基礎知識】コットとは? 種類・選ぶ基準紹介

キャンプ基礎知識

今回はコットについて種類や選び方について紹介いたします。

コットは睡眠の際に活躍するギアです。お値段としては少しお高いものが多いギアになりますが、一つあるだけでキャンプの際の睡眠の質がかなり変わってきます。

コットとは?

コットとはアウトドアで使う用のベッドです。比較的コンパクトに収納でき、手軽にキャンプ場などにもっていくことができます。キャンプの際の睡眠には寝袋マットもよく使われますが、寝袋マットよりもさらに快適な睡眠を確保することができます。

下の写真のように地面から距離を確保できるので睡眠の際地面からの冷気を抑えたりまた、タープ泊の際などには大雨が降った際も地面にできる水たまりから自身を守ることができます

参考)コットの下の写真

コットの上にマットを載せて使うことによってさらに快適な睡眠につなげることもできます。

コットの種類紹介

コットについては主に3種類あります。

  • ハイコット
  • ローコット
  • ハイ/ロー兼用コット

以下それぞれご紹介いたします。

ハイコット

ハイコットは読んで字のごとく高さのあるコットになります。地面からの距離が離れることで地面から出る冷気からより身を守ってくれるとともに、ハイコットに腰かけて立ったり座ったりといった動きも楽にすることができます。

ただ、ハイコットは少し高さを出すためにパーツが多くなる分少し収納時のサイズが大きくなってしまうものもあります。

ローコット

ローコットは地面から浮いているものの、地面との距離がそれなりに近く低い高さのコットを指します。ハイコットに比べ地面との距離が近いとはいえ冷気はある程度防ぐことができます。

また、低い分ソロ用の小さなテントなどにも入れて使うことができたり、収納時も小さいものが多いです。

ハイ・ロー兼用コット

ハイ・ロー兼用コットはイメージとしてはローコットにオプションで足をつけることでハイコットとしても使えるものになります。

ローコットのソロ用の小さなテントの中に入れても使えるといった点もハイコットの高さがあるからこそのベンチとしての使い勝手のよさや、睡眠時の地面から距離が離れていることによる冷気から身を守れるといった点も、使う場面ごとにロー・ハイ切り替えることで一台で両方のよいところを享受することができます

コットを購入する際の選ぶ基準

コットは少しお値段が高いものも多いので自分のキャンプスタイルに合ったコットをよく考えて選ぶことをお勧めします。

使用時のコットの高さ

前項でも説明した通りコットにはハイコットとローコットの二種類があります。ローコットは地面からの高さが低いものでハイコットは高さが高いものになります。使用上の違いとしてはハイコットの方が高さがあるため地面からの冷気が伝わりずらくなっています。

また、ソロキャンプ用のテントなどでの利用を考えている場合はハイコットではほぼ確実に入らないのでローコットでかつ自身のつけっているテントに入るか確認が事前に必要です。

・ソロキャンパーはソロ用テントにも入る商品が多いローコットがおすすめ!
・ハイコットは冷気からより身を守れるが車移動を想定しているキャンパー向け

収納時のサイズ

収納時のサイズはリュックに入れて持ち運ぶことを想定した非常にコンパクトなものや、肩掛けのひもなどがついているが移動の際は車が必要になってしまうサイズのものもあります。

収納時のサイズがあまりコンパクトにならないものは寝る面が広くなるなどのメリットもあります。

・電車キャンパーは収納時のサイズ比較的小さいものが多いローコットがおすすめ!
・車で移動される場合は自分のキャンプスタイルに合わせて自由にチョイス

耐荷重

一般的な体重の人が夜間やお昼寝の際に寝るためだけに利用することを想定している方であればあまり気にする必要はありません。

しかし、私のように180㎝体重90㎏あるような人やベンチとして2人で座っての利用を検討している方には耐荷重はチェックが必要な項目です。

・体重の重い人、ベンチとしての利用も検討している人は耐荷重要チェック!

まとめ

コットは快適な睡眠をキャンプ場でとるためにあった方がよいギアになります。もちろんなくても寝れますし、必須アイテムではないですが一つ持っておくことでキャンプの幅が広がります。

コットをまだ持っていないという人は、ぜひ自分のスタイルに合ったコットを購入してみてください。

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