電車・徒歩キャンパーが冬ソロキャンプで気を付けたい点6選紹介

キャンプノウハウ

今回は電車・徒歩キャンパーが冬のソロキャンプで注意すべき点を紹介していきます。

冬といえばキャンプのメインシーズンです。ただ、冬のキャンプは魅力だけでなく、非常に注意の必要な時期であり、単に快適なキャンプをするための注意点から命に係わる可能性のある注意点まであります。

冬キャンプの魅力

澄んだ空気

冬キャンプは非常に澄んだ空気を楽しめます。特に朝の空気は透き通っており、寒すぎてシュラフから出たくなくなることもありますが非常に気持ちのいい朝を迎えることができます。

きれいな星空

冬は1年を通して一番湿度が低く乾燥しております。それだけでなく、日中と夜間の寒暖差も少なく大気が安定し、空気中にほこりや塵がまわないため、非常にクリアな視界が確保され、透き通った夜空を楽しむことができます。

焚火のありがたみを強く感じられる

キャンプの代名詞といっても過言ではない焚火ですが、冬は寒さもあいまって非常に焚火のありがたみを感じることができます。

夏の焚き火の際には、少し暑すぎると感じてしまうと思いますが、冬はむしろなくてはならない存在であり、近くで火の揺らめきを楽しむことができます。

冬キャンプの良い点

虫がいない

冬キャンプの一番のメリットは虫がいない点です。

基本的に夏、春、秋ではどうしても虫問題にはあっても虫は出てきますが、冬キャンプではめったなことがない限り虫に出会うことはありません。どうしても虫が苦手という方でキャンプに挑戦してみたい方はぜひ冬キャンプがおすすめです。

ちなみに夏の虫対策が気になる方はぜひこちらチェックしてみてください。

寒さ対策さえきちんとできれば夏より快適

キャンプをする際に暑いのはなかなか対応のしようがありませんが、寒さであれば厚着をするなどして対応しキャンプを楽しむことができます。

しっかりとした準備なく冬キャンプをしてしまうと寒さで凍え死にそうになってしまう場合もありますが、基本的に冬場のキャンプの方が快適に楽しむことができます。

気を付けなければいけない点とその対策

ここから冬のキャンプの注意点紹介していきますが、ソロキャンプに限ったものだけではなく一般的に冬キャンプで注意すべき点も紹介していきます。

寒さ

冬といえば一番注意が必要なのが寒さです。ソロキャンプ問わず注意が必要な点ではありますが、特に注意が必要なのが、「寝る際の底冷え」と「足先の冷え」です。

・寝る際の底冷え
案外厚着をしていても寝る際は体を動かさないので案外体温が下がりやすいのと、しっかりと対策をしていないと底冷えで体が冷え切ってしまいます。

【対策】
そこで重要になるのがマットと寝袋です。寝袋はしっかりと冬用のものを使うのはもちろん、荷物の量とは相談になりますが、マットを2重にすることで、寒さ対策を行うことができます。

寝袋についてはある程度値段にこだわらず優れた商品がおすすめです。

また、ソロキャンパーとしてはマットにプラスでコンパクトに折りたためるエアマットがおすすめです。

・足先の冷え
冬キャンプに行ってみて案外気になるのが足先の冷えです。気づくと足先が冷えてしまっているということがよくあります。

【対策】
おすすめの対策としては普通の靴下ではなく、保温性に優れたタイプの靴下で対応です。また、基本的に靴下は一足ではなく2足準備しておき、気温に応じて2重にして履くことで対応することがおすすめです。

荷物が増える

荷物が増えるのも冬のキャンプの課題です。車であればある程度問題ございませんが、電車や徒歩キャンパーは基本的にバックパックに入る分の量でキャンプに行く必要があり、重要なポイントになります。

【対策】
対策というよりパッキングの際のポイントになりますが、寝袋とマット以外についてはできる限りミニマムにすることを意識するようにしましょう。寝袋とマットは冬用のしっかりしたものにしないと快適さが非常に損なわれてしまいます。

また、食料などは現地の近くのスーパーなど下調べしておき、現地調達を意識するのも重要になります。

暗くなるのが早い

冬場は気づけば真っ暗になってしまっているなんてことがよくあります。早め早めの準備をしていかないと暗い中で準備を進めることになります。

【対策】
日没の時間を事前に意識して逆算して準備をしていくことで対応できます。冬場は早ければ16:30には日が沈むのでご注意ください。

下記記事で季節別の準備スケジュール紹介しておりますので良ければご覧ください。

ストーブを利用する際など一酸化炭素中毒

冬は寒いので人によってはテント内でストーブをたかれる方もいると思います。そんな方は一酸化炭素中毒への注意が重要です。もしこれを怠ると場合によっては命に係わる場合がります。

【対策】
ある程度の換気も重要ですが、一酸化炭素チェッカーの準備は必須です。どんなに対策していても絶対ということはないのでもしもの場合に気づける仕組み作りが必須です。

安全性を考えると2個(例:高いの1つ、安いの1つ)準備しておくとより安心です。

冬といえば雪が降る場合もあります。雪なら凍っているし濡れないだろうと油断しているとびしょびしょになってしまったりと痛い目に合うのである程度の対策が必要です。

【対策】
ほぼ雨と同じ扱いをしておくことをお勧めします。前室があるようなタイプのテントを利用したり、コンパクトなタイプのタープをもっていくことがおすすめです。

テントがなかなか乾かない

冬の撤収の際に問題になるのがテントが乾きづらい点です。電車・徒歩キャンパーにとって持ってきたテントを乾かし、元通りのパッキングができないと荷物が入らなくなる場合があり、テントをいかに乾かすがが重要になります。

【対策】
キャンプ場によっては撤収時間に制限がないところがあり、そういった場所であればあまり意識しなくともよいですが、午前中の早い時間などに撤収しないといけないようなキャンプ場の場合は注意が必要です。

そういった場合は対策として朝日が昇るとともにテントを日が当たる場所に移して乾かし始めることがおすすめです。

まとめ

今回は電車・徒歩キャンパー向け冬のソロキャンプの注意点6選のご紹介でした。

やはり一人でのキャンプは危険がつきものですが、特に冬場はソロキャンプは気を付けた方がいいと思います。寒いからこそ日にまつわるところで危険もたくさんあるので、皆さん注意しながら冬のソロキャンプ楽しんでいただければと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました