【キャンプ基礎知識】ペグとは? 種類・選び方おすすめ紹介

キャンプ基礎知識

今回はキャンプにおいて忘れると非常に困ってしまうペグについての説明・紹介をいたします。

キャンプのパッキングをする際に割と忘れてしまうのがペグですが、いざキャンプが始まると重要で存在感が大きいアイテムの一つです。

ペグとは?

そもそもペグとは杭や釘の中でキャンプ等においてテントやタープを張るために使うロープを地面に固定するものを指します。

上の写真では金属製のものを写真として挙げておりますが、金属性以外にはプラスチック製のものもあります。

ペグの種類紹介

ペグは形状・素材でそれぞれ4種類、加工方法が2パターンあります。

形状別 種類

形状については4種類あります。

形状
  • ピンペグ
  • ネイルペグ
  • U/V字ペグ
  • Y/X字ペグ

以下それぞれ紹介します。

ピンペグ

ピンペグはテントなどの付属品などによくついている上の写真のようなペグになります。上部のロープを引っ掛けるフックの部分は円形になっているものもあります。

ネイルペグ

ネイルペグはペグ上部がプラスチック製の部品がついています。上部が平面になっていることでハンマーなどで打ち込む際丈夫に当てやすくなっています。

U/V字ペグ

こちらのペグは重ねやすい形をしており、コンパクトに収納しやすい反面少し強度が弱い部分があります。

Y/X字ペグ

X/Y字のペグはその形状上曲がりずらく丈夫なペグになります。多少やわらかい素材であってもzる程度の頑強さを確保できます。

素材別 種類

素材については4種類あります。

素材
  • アルミ合金(ジュラルミン)
  • チタン
  • スチール
  • ステンレス

以下それぞれ紹介します。

アルミ合金(ジュラルミン)

非常に軽く持ち運びに適しています。しかし少し柔らかく比較的強度が低くなっています。
X/Y字型のペグにすることである程度の強度の確保ができます。

チタン

アルミ合金製に比べ強度が高く、同じように軽く持ち運びに向いています。また、錆にも強くなっております。

スチール

アルミ合金、チタンに比べると重くはなりますが、頑強さがかなり強くなっています。

ステンレス

ステンレスはスチールと同じく少し重いが、頑強です。またそれに加え錆にも強い素材です。

加工方法 種類

加工方法については2種類あります。

形状
  • 鋳造
  • 鍛造

以下それぞれ紹介します。

鋳造

鋳造は金属を高温で溶かし液体状にし、鋳型に流し込み、冷やして固める加工方法になります。
こちらは一般的な加工方法です。

鍛造

鍛造は金属を熱しハンマーなどで叩いて変形させる加工方法になります。叩くことで金属中の隙間をつぶし強度が高まります。鋳造に比べ強度たが高く、また値段も高くなります。

場所別ペグの選び方

ペグは場所によって使うものを変えることもおすすめします。下記に場所別でおすすめのペグについて紹介していきます。

砂浜

砂浜は地面が柔らかく、少しペグが抜けやすい環境です。

素材としてはここでは特に縛りはないですが、ペグの地面に刺さる部分が長いものがおすすめとなります。そのため、金属製のペグではどうしても重くなってしまいがちなのと、ペグが行方不明になりやすいため、プラスチック製の大きめのペグをご利用されるのが比較的おすすめです。

また、短いペグを使う場合は上から大きめの石などを上から乗せることで固定することもできます。

砂浜ではプラスチック製の大きめペグがおすすめ!

土・草

地面が土や草が生えているような環境であれば地面としてはある程度の柔らかさと硬さが確保されており、砂浜でおすすめしたようなプラスチックのものよりは金属性のものがおすすめです。

また、長さとしてもそこまで長いものは必要なく、ある程度どんなペグでも対応可能です。

土・草のキャンプ場は金属製のペグを利用!

河原

河原は写真で見ていただいてもわかるかと思いますが、大小さまざまなサイズの石がゴロゴロと転がっています。少しいしをどければ土の部分が出てきますが、地面の中にも石がたくさん混ざっており、ペグがなかなか刺さりずらい環境になっています。そのため、アルミ合金製のペグはあまりお勧めではなく、鍛造のペグを使うのがおすすめです。

川原でおすすめは鍛造ペグ!

おすすめは?

おすすめは鍛造ペグです。強度もかなり高く、またある程度の大きさを確保しているものが多く様々な場面で対応することができます。少しお値段高くなりますが、これさえ買っておけばよいかもしれないです。

ただ、ある程度環境に合わせてペグを選ぶのもキャンプの醍醐味かもしれませんが、

ペグを打ちこむ際のコツ

ペグを打ち込む際は上の写真のようにロープに対して反対向けに斜めに角度60度程度に打ち込むのがおすすめです。

理由としては例えばロープと同じ角度で杭を打ったりすると風にあおられたいした際に同じ方向を向いているため対抗する力が働かないため簡単に抜けてしまいます。

そのため、ロープに対し反対向きに斜めに打ち込むことでロープに引っ張られる向きに対抗することができる向きである方向に斜めに打ち込むのがよいです。

ペグと合わせて一緒に準備したほうがいいもの

最初にも書きましたがハンマーがあるとおすすめです。

打ち込む際にハンマーがあると格段に作業が楽になります。ただ、私個人としてはハンマーはもっていません。というのもどうしても電車などでキャンプに行くため荷物を最小限にしたいという気持ちが強く、現地にある石などを使って打ち込みます。

おすすめとしてはsnowpeakのペグを上でおすすめしているのでそれに併せてsnowpeakのハンマーをお勧めいたします。snowpeakのペグの打ち込む側の頭に空いている穴にハンマー後ろ部分を引っ掛けられてペグが抜きやすいです。

まとめ

キャンプにおいてなくてはならないペグの紹介でした。ペグ一つにしいても様々な種類がありますので使うシーンを想像しながらこの記事を参考にペグを選んでいただけると嬉しいです。

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