タープ泊はタープだけで寝泊まりするキャンプスタイルになりますのでイメージしたいただければわかる通り雨に弱いスタイルになります。
「雨だからと今回はテントでキャンプしよう!」てもいいですが、実はタープ泊でも対策さえすれば雨のタープ泊も楽しめます。
この記事では下記2点についてまとめております。
- タープ泊で雨の際どういった影響を受けるのか
- 雨の対策方法「5」種類
それではタープ泊の雨対策のノウハウ紹介していきます。
タープ泊における雨の影響について
タープ泊では非常に雨(特にそれでできる水たまり)の影響を受けます。
テントであれば屋根だけでなく床部分もしっかりとついており、下部分が水たまりになったとしてもある程度の品質のものでしっかりと耐水圧性能もあれば水が入ってくるような事態にはなりません。
ところがタープ泊の場合はもちろんある程度の雨については問題なく対応することができますが、地面が水の吸収率が悪くすぐに水たまりができてしまうようなところであったり、そうでないところでも豪雨のために水たまりができてしまうと夜寝ることもできなくなってしまう場合も多々あります。
そのため、事前に天気予報などで当日の天気を確認するとともに天候が崩れそうな際は雨対策をきっちりと行ったタープ泊を行う必要があります。
・地面に水たまりができることが最も大きな影響を受ける。
雨対策の方法「5」種類
具体的にタープ泊の雨対策としては下記5種類ございます。
- コットを利用する
- タープで作るシェルターはフルクローズできる張り方を行う
- タープを2枚持っていく
- 地形を確認して水たまりができないところにタープを張る
- タープを張った際タープと地面の接地面に沿って溝をほっておく
以下それぞれ詳細紹介いたします。
コットを利用する
まず一つ目にあげるのはコットです。先ほども書きました通りタープ泊最大の敵である水たまりができてしまった際にも、地面との距離がとれるとともに快適な睡眠を確保することができるアイテムです。
基本的にはタープ泊の際にはローコットがおすすめです。タープ泊用の張り方は高さが低い張り方も多く、またキャンプスタイルとしてもロースタイルの方が合うのですすめです。
フルクローズできる張り方を行う
二つ目としてはフルクローズできる張り方でキャンプをすることをおすすめします。
フルクローズできる張り方であれば雨に加え風が強い天候の際にも雨風から自身を守ることができます。しかし、焚火を一緒に楽しみたいといった際に刃フルクローズできる張り方の中でもある程度選んで張る必要があります。風向きに気を付けて夏用パスファインダーの張り方をするのが個人的にはおすすめです。
「フルクローズ」とはタープでシェルターを作る際に出入り口を閉じることができることまた、その張り方のことを指します。
ちなみに夏用パスファインダーの張り方は下の記事から良ければ見てみてください。
タープを2枚持っていく
タープを2枚持っていくこともおすすめです。フルクローズできる張り方を一歩のタープで作りそれにつながるように作業スペースの確保としてもう一枚のタープを張るというスタイルも非常におすすめです。
タープ泊を楽しみながら非常に快適なキャンプをすることができます。
下の写真が二つタープを使って張った時の写真です。この際はDDタープXLと3x3の二つをもっていき、XLでシェルターを作成しております。
地形を確認して水たまりができないところにタープを張る
地形を確認して水たまりができずらい所にタープを張るのもポイントです。
水たまりのできないところを確認する方法としては地面を確認すると比較的簡単に確認できます。上の写真の赤の線で囲まれているところが水たまりができやすいところなのですが、そういったところは木の枝や葉っぱなどがたまっていた李り、少しくぼんでいたりするのでそういった場所を避けて張るようにすることをおすすめします。
タープを張った際タープと地面の接地面に沿って溝をほっておく
タープを張った際にタープと地面の接地面に水が流れるように溝を掘っておくことがおすすめです。
イメージとしては上の写真の赤線を引いているところに溝を掘ります。そうすることで雨水が溝つたいに流れることになるのでタープの中に水が流れ込んでくることをある程度防ぐことができます。
一番おすすめの雨対策について
基本的にここまでで紹介した5つの方法すべておすすめではありますが、雨の日はコットをもっていくことが一番だと思います。
タープ泊のメリットとして荷物がすくなくなるという点がありますが、タープを二つ持って行って張るとなるとどうしても使うポールも増え荷物が増えてしまいそのメリットを損なってしまいます。
また、かなり水はけの悪いところや土砂降りでもない限り雨もたまったり流れてくるようなことはないので、その場その場で状況を考慮したり事前に天候の状況をしっかりと確認しつつ、雨の場合は念のためコットをもっていくぐらいの感覚でちょうどよいと思います。
・事前に天候やキャンプ場の状況を把握し、準備やその場での対応方法を考える!
まとめ
今回は雨の日のタープ泊の対策についてのご紹介でした。
ある程度の雨であれば問題なくタープ泊は楽しめますし、もし突然雨が降ってきてしまった場合でもある程度事前に対策を知っておくことでどんな状況でもキャンプを楽しむことが来ます。
ぜひ、タープ泊キャンプ楽しんでください。
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