タープ泊はタープだけで寝泊まりするキャンプスタイルになります。イメージしていただければわかる通り、強い風が吹くとまくられてしまったりと風に弱い部分もあります。
「強風が予想されるから今回はテントでキャンプしよう!」てもいいですが、タープ泊でも対策さえすれば強風の中でも楽しむことができます。
この記事では下記2点についてまとめております。
- タープ泊で風にどういった影響を受けるのか
- 風の対策方法「5」種類
それではタープ泊の風対策のノウハウ紹介していきます。
タープ泊における風の影響について
タープ泊では非常に風の影響を受けます。
テントであれば屋根だけでなく床部分もしっかりとついており密閉できるため、強風の中でも下からまくられて倒壊してしまったりということはタープ泊に比較すると確率が下がります。
タープ泊の場合はポールと一枚の布で立てて、かつ入り口部分が常に空いているスタイルの張り方が多かったりと、強風にあおられて倒壊しやすい要素が非常に多くあります。
そのため、事前に天気予報などで当日のキャンプ地の風情報(風速や向き)を確認するとともにリスクがある場合は風対策をきっちりと行ったタープ泊を行う必要があります。
・強風の場合、風にまくられて倒壊する可能性が高い。
風対策の方法
具体的にタープ泊の風対策としては下記5種類ございます。
- 高さの低い張り方を行う
- フルクローズできる張り方を行う
- 林など周りに障害物となるものが多い場所に立てる
- 風を正面で受けないようタープを立てる向きに注意する
- キャンプ場の管理人に風の傾向を確認する
以下それぞれ詳細紹介いたします。
高さの低い張り方を行う
まず一つ目にあげるのは貼り方のポイントで、高さが低い張り方を行うことです。
強風の影響を受けない張り方を考えたときに、高さが出る張り方をしてしまうとその分風を受ける面が増えてしまい倒壊する可能性が高くなりますが、低い張り方を行うことで風を受ける面が少なくなり風に対して非常に強くなります。
フルクローズできる張り方を行う
二つ目にあげる対策としてはフルクローズできる張り方でキャンプをすることです。
フルクローズできる張り方であれば風が強い天候はもちろん雨に対しても自身を守ることができます。入り口部分が閉じられなかったり広い張り方をしてしまうと風をそこで受けて倒壊する可能性が高くなってしまいます。
そのため、入り口が狭く使えたり閉じたりすることができるフルクローズできる張り方がおすすめです。
ちなみにフルクローズできる張り方としては下記張り方があります。下記青字クリックでそれぞれ詳細な張り方確認いただけます。
林など周りに障害物となるものが多い場所に立てる
前項までの対策はタープ自体の張り方による対策でしたがここからは場所に着目した対策になります。
その中でおすすめの対策としては林など周りに障害物となるものが多い場所に立てることが一つ挙げられます。
やはり風自体は止めることができないため、吹く風を防ぐことが重要になってきます。そのため、木など障害物を使って風を弱めることも非常に有効なポイントになります。
ただし、木の下などに立てると落ち葉や虫などが落ちてくる場合もありますのでご注意ください。
風を正面で受けないようタープを立てる向きに注意する
風の影響を受けずらいようにタープを立てる向きを意識するのもポイントです。
タープを立てる向きとしては風が吹いてい来る方向を背にして立てるようにしてください。
入り口が風に対して真向かいで受けてしまうと非常に風の影響を受けやすいですし、また横向きであれば問題ないんじゃないかという意見もあるかと思いますが、タープ自体に影響はでませんが焚き火などをすると風の影響を受けてしまいます。
そのため、風が吹いてくる向きを背にしてタープを張ることで焚き火も併せて守ることができるのがポイントです。
キャンプ場の管理人に風の傾向を確認する
最後に紹介するのはそもそも対策ではないといわれるかもしれませんが、キャンプ場の管理人さんに風の情報など特徴を聞くことです。
もちろん最近であればインターネットで天気予報を調べれば風の向きなども情報を調べることもできますが、やはりキャンプ場の管理人さんがいればキャンプ場の特徴など把握して詳しいはずですので、相談してみるのもおすすめです。
一番おすすめの風対策について
基本的にここまでで紹介した5つの方法すべておすすめではありますが、風の日の対策として一番効果が高いのは低い張り方をすることです。
もちろんあまりにも風が強い日であれば、しっかりと張る向きを障害物があるところで高さが出ない低い張り方でフルクローズできる張り方を行うことが必要です。
その場その場で状況を考慮したり事前に天候の状況をしっかりと確認しつつ、風が強そうだなという日はおすすめとしてはステルス張りをしておけばある程度問題なくタープ泊楽しめると思います。
・タープの張り方に迷ったらステルス張りがおすすめ!
下記にてステルス張りの張り方紹介しておりますので良ければ合わせてご覧ください。
【DDタープの張り方】ステルス張り紹介(DDタープ 3x3)
まとめ
今回はタープ泊の風対策についてまとめました。
ある程度の風であれば問題なくタープ泊は楽しめますし、少し風が強い時でも対策さえすればキャンプを楽しむことが来ます。
ぜひ、タープ泊キャンプ楽しんでください。
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