今回はタープ泊をするにあたって必要なギアについて紹介いたします。(ソロキャンプ前提です)
この記事では下記2点を理解することができます。
- タープ泊で必要になるキャンプギア
- バックへのパッキングの際のポイント
車を使うキャンパーには関係ありませんが、電車やバスなどの公共交通機関利用されるキャンパーの方には必須アイテムに加え自分のバックが許す限りプラスアルファのあった方がいいアイテムを検討されればと思います。
ちなみに下記記事でタープ泊について魅力、荷物、注意点、張り方等体系的にまとめておりますので、良ければ見てみてください。
》ソロキャンプのスタイルの一つ「タープ泊」って何?やり方、魅力など紹介
タープ泊の際の荷物
記事の最初にも記載いたしましたが、ソロキャンプでタープ泊をする前提のパッキングとなります。
タープ泊はあまり複数人で実施しないですし、もしグループでタープ泊をする場合でも基本的に一人一つタープを準備しそれぞれ宿泊するスタイルになります。
最低限必要なアウトドアギア
ここでの選定の基準としては宿泊するにあたって本当に必要最低限のアイテムだけを選んでいるため、まったくもって快適なキャンプはできないたことご承知おきください。
- タープ
- ポール
- 寝袋・マット
- クッカー
- 焚火台
- ペグ
- ガイロープ
- ナタもしくは斧とナイフ
- ライター、マッチ
- まな板、カトラリー、食器
- 食料・調味料
- 虫よけグッズ(夏限定)
※チェアは寝具にあるマットや大きめの石に座ることもできるので必須アイテムに入れておりません。
以下よりそれぞれについて選ぶ際のポイントとおすすめご紹介いたします。
タープ
必要な荷物一番としてはタープになります。そもそもタープ泊の荷物ということなので当たり前かもしれませんが、、、
個人的にはソロキャンパーにお勧めするのはDDタープの3x3がおすすめのタープです。
【おすすめタープ】DDタープ3x3/DD Hammocks
サイズ | 使用時:3x3m 収納時:20x30x4cm |
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重さ | 790g |
耐水圧 | 約3000mm |
材質 | ポリエステル |
下記記事にて詳しくご紹介しておりますので良ければご覧ください。
ポール
タープ泊においてポールも必需品です。タープを立てる際に必要になるアイテムで現地でポール代わりになる木などを入手できるような環境であればもっていく必要はありません。
写真のDODのポールのように分割して収納できるものが比較的コンパクトになるので電車キャンパーにはおすすめです。
【おすすめタープ】テントタープポール 2本セット/DOD
サイズ | 使用時:高さ115cm/170cm 収納時:60×12×2cm |
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重さ | 約1kg |
材質 | スチール |
寝袋・マット
就寝時のギアとして寝袋とマットが挙げられます。
一般的なテントを使ったキャンプでもこれは必要なギアになってきます。季節に合わせて寝袋とその下にひくマットは快眠のために準備する必要があります。
【おすすめ寝袋】Nautilus Sleeping Bag/Snugpak
サイズ | 使用時:220 x 80 x 5 cm 収納時:24 x 20cm |
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重さ | 1.4kg |
利用推奨外気温 | 快適外気温度:3℃ 下限外気温度:-2℃ |
材質 | ポリエステル |
【おすすめマット】EVAフォームマット/CAPTAINSTAG
サイズ | 利用時:56 x 182 x 2cm 収納時:13×12.5×56cm |
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重さ | 270g |
材質 | マット:発泡ポリエチレン EVA樹脂 バンド:合成ゴム |
クッカー
調理をするにあたってクッカーは必要になります。写真のような鍋のタイプのもので蓋がフライパンとして使えるものがベストになります。
鍋はお湯を沸かしたりカレーやシチューを作る際にも使えますし、蓋がフライパンとしても使えるものであれば軽い炒め物などもすることができます。
【おすすめクッカー】焚火缶 SMセット/DUG
サイズ | ■Sサイズ 本体:103H×127mm(径) 蓋:51H×122mm(径) ■Mサイズ 本体:110H×153mm(径) 蓋:47H×146mm(径) |
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重さ | 総重量416g |
容量 | ■Sサイズ 本体:1160ml、蓋:440ml ■Mサイズ 本体:1880ml、蓋:620ml |
材質 | 本体:アルミニウム ※アルマイト加工済 取手:ステンレス |
焚火台
焚火台はキャンプにおいてマナーの一つとして必要です。
キャンプ場では直火禁止というところは多いですし、それ以外のキャンプ可能エリアでも基本的にNGなところが多いので焚火台は必須です。BBQなどしたい場合もグリルタイプのものをもっていくことで楽しむことができます。
【おすすめ焚火台】フォールディングコンロ 1~2人用/YOLER
サイズ | 使用時:20×15.5×高11.8cm 収納時:20x15.5x2.6cm |
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重さ | 830g |
耐荷重 | 約30kg |
材質 | 本体:ステンレス鋼 収納バック:ポリエステル |
ペグ
ペグも現地でも木の枝などを削って作ることもできなくはないですが、地面が柔らかい土などの地面であればそれでもいいですが、そうでない場合は金属製のペグは必須になってきます。
鍛造のペグなどがあれば下がコンクリートでない限り対応可能ですが、キャンプ地の土地に応じてペグを変えるのもおすすめです。
【おすすめペグ】エリッゼステーク/ELLISSE
サイズ | 18.4 x 2.4 x 1cm |
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重さ | 77g |
材質 | S55C |
ガイロープ
ガイロープはタープを立てる際に必要なアイテムになってきます。
タープを立てる際に基本的にペグとタープとポールだけでたてれられる張り方は限られており、タープ泊の張り方のバリエーションを確保するために必要になってきます。
また、木と木の間などにかけてキャンプで使った寝袋やタープ、雨などで濡れてしまった服などを乾かすこともできます。
【おすすめガイロープ】テント用ロープ/soomloom
サイズ | 全長50m、直径4mm |
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重さ | 580 |
材質 | ポリエステル |
ナタもしくは斧とナイフ
ナタもしくは斧は薪を割るために必要になってきますし、ナイフは調理をする際や細かな作業をする際に必要になります。
ナタは刃の幅が斧より広く、バト二ングをする際にも打ちやすいです。
ちなみに斧の利点としてはハンマーのように一か所に質量が集まっており、斧を振る際に刃に力が伝わりやすく割りやすいのと、刃と反対側でハンマー代わりに使うことができる点です。
【おすすめナイフ】COMPANION MG/モーラナイフ
サイズ | 全長21.9cm (ブレード:10.4cm) |
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重さ | 約115g |
材質 | ハンドル:ラバー ブレード:ステンレス鋼 |
ライター、マッチ
これは必ずもっていかないといけないアイテムですが案外忘れてしまうため注意が必要なアイテムです。
常にキャンプ用のリュックのポケットなどにライターを一つ入れておくことがおすすめです。もしキャンプ用に変われるのであれば下記のような持ち手部分から火が付く部分が離れているタイプのものが焚き火などにも火をつけやすいです。
【おすすめガストーチ】スライドガスマッチ/SOTO
サイズ | 幅1.8×奥行3.5cm 全長10-16.5cm |
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重さ | 40g |
燃焼時間 | 約15分 |
使用燃料 | カセットガス ライター用ガス |
まな板、カトラリー、食器
食事をする際にコップやカラトリーまな板などが必要です。
コップ、フォーク、スプーン、シェラカップ、まな板の5つがあれば十分です。なにを食べるにもしてもこれだけあればなんとかなります。
【おすすめまな板】竹製 マルチボード <B6>/CAPTAINSTAG
サイズ | 17.5×12×厚さ1cm |
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重さ | 120 g |
材質 | 竹(ウレタン塗装) |
【おすすめカトラリー】カトラリーセット/ナガオ
サイズ | スプーン160x37mm フォーク158x25mm ナイフ162x18mm |
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重さ | ステンレス |
材質 | 合計86g |
【おすすめ食器】ステンレスシェラカップ/snowpeak
サイズ | 19.3 x 13.1 x 6.4 cm |
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重さ | 100g |
容量 | 310ml |
材質 | ステンレス |
食料・調味料
食料と調味料は事前に準備して持っていくことをおすすめします。
現地調達してしまうとパックなどどうしてもゴミが増えてしまいます。キャンプ場などでもごみを捨てれないところもありますので、食材はジップロックなどに移すなどしてゴミができる限りでないようするのがよいです。
虫よけグッズ(夏限定)
夏限定ですが、虫よけグッズは必要になります。蚊取線香と虫よけスプレーぐらいは夏は持っていくことをおすすめいたします。
快適なタープ泊に必要なもの
快適なソロキャンプをするために必要なアイテムは下記になります。
- コット
- チェア
- ミニテーブル
- 焚火マット
- 蚊帳(夏限定) etc...
以下よりそれぞれについて選ぶ際のポイントとおすすめご紹介いたします。
コット
コットはなくてもいいですが、あると非常におすすめギアです。
コットを使うことで雨が降った際、地面部分が水たまりになってしまっても影響がないですし、寒い冬場であれば下からの冷気もふさげます。
もちろん単純に睡眠の質も上がるのでおすすめのアイテムです。
下の記事でコットについて選び方含め記載しておりますので気になる方は読んでみてください。
・【キャンプ基礎知識】コットについて 種類・選び方おすすめ紹介
【おすすめコット】アウトドアベッド/Helinox
サイズ | 使用時:60×185×13cm 収納時:13×13×53cm |
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重さ | 1.2kg |
耐荷重 | 120kg |
材質 | ポリエステル |
チェア
私はキャンプの際は基本的に下にマットなどひいてお座敷スタイルでキャンプをすることが多いのであまり持っていきませんが、折り畳みのコンパクトなチェアをもっていけばよりリラックスして焚火を眺めたり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
下の記事でチェアの選び方や種類おすすめなど紹介しておりますので気になる方は参考にしてください。
・【キャンプ基礎知識】アウトドア用チェア 種類・選び方、おすすめ紹介
【おすすめチェア】アウトドアチェア/DesrtFox
サイズ | 使用時:57×50×高65cm 収納時:35×12×10cm |
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重さ | 997g |
耐荷重 | 150kg |
材質 | 座面:800Dポリエステル フレーム:A7075超々ジュラルミン |
ミニテーブル
何かしら作業をする上でテーブルがあると作業のしやすさが格段に上がります。まな板があればそれである程度事足りると思っておりますが、少し高さのあるミニテーブルは一つあれば案外便利なアイテムになります。
私は持っていく際はキャプテンスタッグの折り畳みのミニテーブルを使っております。
【おすすめミニテーブル】アルミローテーブル/CAPTAINSTAG
サイズ | 使用時:40×29×高12cm 収納時:7×6×40cm |
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重さ | 700g |
耐荷重 | 30kg |
材質 | 甲板:アルミニウム (表面加工:アルマイト) 脚部:鉄 (エポキシ樹脂塗装) |
下の記事でレビューしておりますので気になる方は読んでみてください。
・【キャンプギア紹介】CAPTAIN STAG アルミ ロールテーブル
焚火マット
焚火マットは撤収が非常に楽になるアイテムの一つです。焚火台を使っていたとしてもやはりしたにどうしても炭の破片などが落ちてしまうので撤収の際拾うのが面倒ですが、焚火マットが一つあればその上に炭や灰などが落ちるので撤収が楽になります。
おススメの焚火マットはロゴスのものになります。金額もお手頃ですので気になる方は下のリンクから詳細見てみてください。
蚊帳(夏限定)
これは夏場限定で非常に重要なアイテムになります。
蚊帳は虫除けとして非常に重要なアイテムです。私は夏であっても蚊帳は持って行ったことはありませんが、蚊取線香や虫よけスプレーだけでは防げない虫の被害を防ぐことができます。
基本的に睡眠時のみのアイテムにはなりますが、朝まで快適に眠るためにはあった方がよいアイテムではないかと思います。
下の蚊帳はおすすめのものになりますので詳細気になる方は見てみてください。
現地で入手すべきもの
現地で入手すべきなアイテムは下記になります。
- お酒・水
- 薪・炭
お酒・水
お酒はどうしても場所をとってしまいますし、ゴミに関しては家で飼って準備しようにもそのまま持っていくしか基本的にないので現地調達がおすすめです。
薪・炭
薪や炭なども非常に荷物になります。
基本的にキャンプ場であればキャンプ場内で販売しておりますし、キャンプができる場所でも近くのスーパーやコンビニで置いていることが多いので現地調達基本的にできます。
パッキングの際のコツ
食料はクッカーの中に入れよう
食料はクッカーの中に入れることをお勧めします。
クッカーの中にほかのギアなど入れている場合は別ですが、できる限りコンパクトに収納するためには空いている隙間を徹底的に使う工夫が必要です。食事周りとしてクッカーの中に食料をいれればまとめられますし、コンパクトに収納できるのでおすすめです。
マットなどの大きなギアはリュックの外側につけよう
マットなどの大きなアイテムはカバンの中に詰めると非常に場所をとります。そのため上の写真のように大きな荷物はリュックの外側に取り付けるのがおすすめです。
ただ、これをするためにはリュックの外側に取り付けられるアタッチメントが必要です。リュック選びもポイントになってきます。リュックの下と両サイドに取り付けられる部分があるリュックを購入されるのをお勧めします。
まとめ
車のキャンパーには関係ありませんが、電車キャンパーにはリュックのサイズという制約があるので快適なタープ泊のためのギアは自分のバックパックと相談しながら決める必要があります。
最低限必要な荷物に追加して自分のスタイルに合わせてカスタマイズしてみてください。
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