今回はキャンプの際に野外で上手にお米を炊く方法とコツについて紹介していきます。
家ではほぼ皆さんお米を炊く際には炊飯器を利用されると思います。そのため、いざ鍋でご飯を炊くとなると芯が残ってしまったり、炊けても上手に作れないこともあるかと思います。ただ、コツと経験さえ積めば気軽にお米を炊けるようになります。
必要なギア
調理用器具
特にこれを使わないといけないということはなく、蓋つきのものであれば気に入ったものを使っていただければと思います。
飯盒
↑画像はamzonへのリンクになっております。
野外でお米を炊くといえばやはりこれが一番最初に皆さん頭にうかぶと思います。これで問題なくお米を炊くことができます。
クッカー
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クッカーはアウトドアにおいて非常に一般的な調理器具です。蓋付きのものを利用さえすればお米を炊くためには問題なく使うことができます。
メスティン
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最近はやりのメスティンもお米を炊くのには向いています。蓋もついておりますし、なんなら何合用のメスティンという形でも販売されております。
火を使うためのギア
お米を炊く際には火が必須になりますが、その際使えるギアとしては3種類あります。
固形燃料
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1つ目にあげるのは固形燃料です。火力も安定しますし、荷物にもそれほどなりませんのでおすすめです。
ガスバーナー
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2つ目として挙げるのはガスバーナーです。こちらも固形燃料と同じように火が安定しますし、さらに火力の調整もできるため非常におすすめです。
焚火台
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最後にあげるのは焚火台を使った焚火です。火力も強くなりやすく、また日も安定しないので少しお米を炊くのは難しいため、上級者向けかもしれません。
また、炭であれば火加減も安定するので、もう少しお米は炊きやすいです。
五徳
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固形燃料や焚火でお米を炊く際に必要になってきます。焚火台であれば五徳付きのものもありますが、固形燃料を使う場合であれば直接鍋を置くこともできないので必要に応じてご準備ください。
上手にご飯を炊く手順
今回は家ですが、固形燃料を使って順を追って説明していきます。
下準備(お米に水を吸わせる)
下準備では、最も重要な工程であるお米に水を吸わせる作業をしていくことになります。
お米を水につけしっかりと吸わせるのは、お米の中心まで先に水が浸透し炊き時間が短くなるとともにできるかぎり均一に加熱し、芯が残らないようにするために行います。
また、気を付けないといけないのはお米の吸水率は気温によって異なる点です。水の温度が冷たいほど給水に時間がかかるため長くなります。
夏:30分~1時間
冬:1~2時間
また、下の写真は給水後のお米ですが、上の写真と比較しかなりお米が水を含んで大きくなっているのがわかると思います。
また、水の量についてはお米の量に対して1.2倍程度の水が必要になります。
例)米100gに対して水120g必要
その場で正確に測るのは難しいと思いますので、例えばコップなどにお米を入れてそのコップに入ったお米の高さを確認し、飯盒にそのお米を移したのちに先ほど確認したコップのラインより少し多め(1.2倍程度)に入れたお水を使うとおおよそうまく炊くことができます。
炊く
続いてはお米を炊いていく作業を行います。
基本的には沸騰するまでは強火で、沸騰した後は火を弱火にして炊くのがおいしく炊き上げるポイントになります。最後まで強火で炊くと熱が中心まできちんと伝わる前に水分が飛んでしまうため、芯が残りやすくなります。
この際、棒などを持ち蓋の上に先をくっつけ、ぐつぐつと煮えている振動が伝わってこなくなれば完成で火から上げるようにしてください。
ただ、しっかりとお米に吸水させておけば、最初から最後まで弱火から中火で炊いたとしても芯が残りずらくなっておりますので大丈夫です。ただ、この際強火で最後まで炊いてしまうと芯が残ってしまう確率も上がるのでご注意ください。
蒸らし
最後に炊いたお米を蒸らす作業があります。
蒸らす作業は飯盒内に蒸気となっている水分を、蓋をして蒸らすことでその蒸気となっている水分をお米が吸ってふっくら仕上げるために必要となっております。
よく下の写真のように飯盒などをさかさまに向けて蒸らすようにというお話を聞くかもしれませんが、特に反対向けにする必要はないです。
ただ、反対向けにしたところで特に問題はないのでひっくり返して蒸らしていただいても大丈夫です。
ポイント
水をしっかり吸わせる
これさえしておけば後は大体でもうまくいくと個人的には考えております。
上手にご飯を炊く手順にも来ておりますが、事前にお米の中心まで水を吸わせておくことで熱が中心まで均一に行き届きやすくなるため芯が残りずらくなります。
吹きこぼれないようにする
これはお米を炊く際に、お米に吸わせないといけない水分の量を減らさないために気をつけた方がよいです。
飯盒の上に石などおもりになるものを炊いている間載せておいてあげることによって最低限の吹きこぼれだけで済ますことができます。
クッカー・飯盒などはいつも決まったものを使う
クッカーや飯盒などなぜいつも同じものを使うようにしておいた方がいいかというと必要な水の量などをそのクッカーや飯盒などである程度どのあたりまで入れればいいか使っているうちに覚えてくるからです。
いちいちコップなどでおも水の量を測ったりする手間が必要なくなるため自分の決めたクッカーや飯盒などでお米を炊くようにすることをお勧めします。
まとめ
今回は野外でお米を炊く際のコツや注意点について紹介してきました。
外で食べるご飯は非常においしいので、お米もふっくらと炊けなくても十分楽しめるかもしれませんが上手にたけたお米でご飯を食べればより充実したキャンプを楽しむことができると思います。。
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