今回はタープ泊におすすめのシェルターとして設営しやすいタープ7製品の紹介です。
基本的にタープ泊は複数人ですることがなく、ソロキャンプ向けのスタイルといえます。現在様々な種類のタープが販売されておりますが、その中でも特に「ソロ」と「シェルターを作りやすい」という2つのキーワードを意識したタープを厳選しましたので、そもそもの選ぶ基準含めご説明していきます。
タープとは?
タープとは日差しや雨を防ぐための布のことを言います。
上の写真のような形状のものはキャンプでタープといえばよくイメージされる形ですし、また運動会や町内会のイベントなどで使われる白い屋根の自立式のものもタープをさします。
自立式のタープであればそれ単体で利用可能ですが、よくキャンプで使われるものにはタープのほかに支柱、ガイロープ、ペグなどほかにも張るために準備が必要なものがあります。
下記記事にてタープについて種類や選び方の基準についてまとめておりますので良ければご覧ください。
タープ泊向けのタープ選ぶ基準
ループの数
タープを使ってシェルターを作成するために一番重要なポイントはループの数です。複雑な形を作るためにはそれだけ多くのループが必要になってきます。少なくとも19個ループがついているとかなりのパターンのシェルターを作って楽しむことができます。
形状
タープの形状の種類としては「ヘキサタープ」「オクタタープ」「レクタタープ」「自立式タープ」「スクリーンタープ」の5種類の形状が大きく分けてありますが、形状は「レクタタープ」がおすすめです。
種類 | 概要 |
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ヘキサタープ | 六角形のタープ |
オクタタープ | 八角形のタープ |
レクタタープ | 長方形もしくは正方形のタープ |
自立式タープ | 単体で自立するタープ |
スクリーンタープ | 周りをシートやメッシュで閉じられるタープ |
というのも、他の形状ではほぼ決まった張り方しかできないのに比べいろいろな張り方ができるためです。
また、サイズとしては3mx3mは最低でも欲しいです。それ以下になるとフルクローズできるような張り方をしたときにゆったりと寝れる広さを確保するのが難しくなります。
・サイズは3m x 3m以上は最低限ほしい
耐水圧
もともと、タープ泊事態は雨に弱いスタイルになりますが、雨の中宿泊することを考えるとテントの基準と同じ耐水圧3000mm以上あるとある程度安心できるかと思います。
タープ泊 おすすめタープ
DD Hanmmocks/DD Tarp 3x3
特徴
DDタープは非常に有名なタープになります。
おすすめは3x3のサイズでこのサイズが最も人気のサイズになります。ループも19個、PROになると25個ついておりシェルターとしても非常に使いやすくなっております。非常にタフで長く使うことができる一品です。
詳細情報
項目 | 詳細 |
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サイズ展開 | 3m x 3m |
収納時のサイズ | 30cm x 20cm |
重さ | 790g |
素材 | 190Tポリエステル |
耐水圧 | 3000mm |
ループの数 | 19個(RPO:25個) |
その他のサイズ展開としては 1.5mx2.8m/2.5mx3.5m/4mx4m/4.5mx3m/5mx5m の5種類があります。
PAAGOWORKS/NINJA TARP
特徴
形状が手裏剣型の一風変わったタープになります。
公式として張り方が30通り紹介されているほど非常に多様な使い方ができるのが特徴です。携帯性にも優れており、トレッキングポールを支柱にして想定した張り方が基本となっているようです。
詳細情報
項目 | 詳細 |
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サイズ展開 | 2.8m x 2.8m |
収納時のサイズ | 27cm x 9cm x 9cm |
重さ | 500g |
素材 | 30Dナイロン |
耐水性 | 不明 |
ループの数 | 16個 |
AquaQuest/GUIDE LIGHTWEIGHT TARP
特徴
Aquaquestのタープも非常に有名なタープになります。
非常に高い耐水圧性と布地の頑強さが特徴となります。耐水圧は5000mmあり、このシリーズの中でもDEFENDERというシリーズは耐水圧20,000mmという驚異の数値となっておりとにかく悪天候に強いタープとなっております。
詳細情報
項目 | 詳細 |
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サイズ展開 | 3m x 4m |
収納時のサイズ | 27cmx 13cm x 6cm |
重さ | 750g |
素材 | 40Dナイロン |
耐水性 | 5000mm |
ループの数 | 19個 |
その他のサイズ展開としては3m x 2m/3m x 3m/4m x 3m/4.5m x 4.5m/6m x 4mの5種類があります。
オリガミタープ
特徴
「折り紙」をコンセプトとした、折り紙のような感覚で設営ができるタープになります。
伸縮性に富んだナイロン製となっており、地形による多少のひずみであれば問題なく設営ができます。また、付属で設営のシミュレーション用の折り紙もついており張り方の研究にも活用できます。
詳細情報
項目 | 詳細 |
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サイズ展開 | 3m x 3m |
収納時のサイズ | 17cm×23cm×8cm |
重さ | 600g |
素材 | 15D リップストップナイロン |
耐水性 | 3000mm |
ループの数 | 25個 |
その他のサイズ展開としては4.5m x 3mがあります。
GOGlamping/TCタープ
特徴
ポリコットンで作られた耐久性、遮光性、耐火性にすぐれたタープになります。
ポリコットンとはポリエステルと綿(コットン)を混ぜた布地のことを指し、ポリエステル製に比べ比較的火に強く、ブッシュクラフトのような武骨なスタイルにもあっております。ただ、ポリコットンは少し重くなってしまうのが欠点です。
詳細情報
項目 | 詳細 |
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サイズ展開 | 295cm×295cm |
収納時のサイズ | 40cmx15cmx15cm |
重さ | 2.7kg |
素材 | ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%) |
耐水性 | 500mm |
ループの数 | 19個 |
MORIFUKU/タープテント
特徴
非常にお手頃金額のタープになります。
金額の安さも特徴の一つですが、一番の特徴は遮光性について記載がある点です。UPF50+、UV加工済みとなっており、タフタ布にシルバーコーティング/ブラックガムコーティング加工され、紫外線99.9%カットすることができます。他社のタープではあまり遮光性について記載がなく珍しい商品となっております。
また、メーカーのMORIFUKU自体はアウトドア製品専門ではなく、家具も扱っております。
詳細情報
項目 | 詳細 |
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サイズ展開 | 3m x 3m |
収納時のサイズ | 40cm x 20cm x 15cm |
重さ | 1kg程 |
素材 | 210Tポリエステル |
耐水性 | 3000mm |
ループの数 | 19個 |
その他のサイズ展開としては3m x 4m/3m x 5mの2種類があります。
Soomloom/レクタタープ3x3
特徴
非常にお手頃金額のタープになります。
一番の特徴は遮光性について記載がある点です。UPF40+です。他社のタープではあまり遮光性について記載がなく珍しい商品となっております。
試しに購入してみる製品としてはかなりおすすめです。
詳細情報
項目 | 詳細 |
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サイズ展開 | 2.95mx3.0m |
収納時のサイズ | 38cmx13cm |
重さ | 1.2㎏程 |
素材 | 150Dポリエステル |
耐水性 | 3000mm |
ループの数 | 19個 |
その他のサイズ展開としては 300cmx385cm/400cmx385cm/400cmx490cm の3種類があります。
Unigear/防水タープXXL
特徴
非常にお手頃金額のタープになります。生地の裏面には紫外線から守るシルバーコーディングも施されています。
サイズはM,L,XL,XXLの4種類ありますが、ループが19個ついているXLが一番おすすめです。
詳細情報
項目 | 詳細 |
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サイズ展開 | 3m x 5m |
収納時のサイズ | 40cm x 24.5cm |
重さ | 1.4㎏程 |
素材 | 210Dオックスフォード地 |
耐水性 | 3000mm |
ループの数 | 19個 |
tent-Mark DESIGNS/男前タープ
特徴
「男前タープ」という名前の通り野営など武骨でワイルドなスタイルに使えるタープです。
コット素材で耐火性もあり、ループも25個あり様々なスタイルに対応できます。また、タープ内側にもループが9か所設置されており、キャンプギアなどを吊るすこともでき機能性も高い一品です。
詳細情報
項目 | 詳細 |
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サイズ展開 | 285cm x 285cm |
収納時のサイズ | 52cm×14cm×14cm |
重さ | 2.1kg |
素材 | コットン |
耐水性 | - |
ループの数 | 34個(内側の9個含む) |
まとめ
今回はタープ泊におすすめのシェルターとして設営しやすいタープ7製品の紹介でした。
タープ泊におすすめと書いておりますが、特にシェルター専用というわけではなく、普通にタープとしても使うことができますのでもし少しでもタープ泊に興味があれば今回紹介した基準をもとに、もしくは紹介したタープ購入してみてはいかがでしょうか。
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