タープ泊だとどうしても外からの視線などを遮る空間が確保しづらくなります。そのため、日中は良いにしても夜間寝るタイミングなどで、周りからの視線が気になる方は楽しむことができなくなってしまうと思います。
この記事では下記2点についてまとめております。
- タープ泊でプライベート空間を確保することの難しさ
- プライベート確保方法「3」種類、局所的な対処方法「3」種類
完全に外部の視線を遮る方法から部分的に外の視線を遮る方法まで以下より詳しくご説明していきます。
タープ泊におけるプライベート空間について
タープ泊では非常にプライベート空間の確保が難しいです。
テントであれば中に入り、出入り口を閉じることで簡単にプライベート空間を確保することができます。しかし、タープ泊の場合想像してもらえばわかる通り、多くの張り方においてオープンの状態になっておりプライべーと空間を確保することができません。
眠ったり、着替えをしたりする際にもオープンになっているため、困ってしまう部分が時折出てきます。
プライベート空間の確保方法
具体的にタープ泊のプライベート空間の確保方法としては下記3種類ございます。
- フルクローズできる張り方をする
- 出入り口側を他のキャンパーがテント等立てられない方向に向ける
- タープを2枚持っていく
以下それぞれ詳細紹介いたします。
フルクローズできる張り方をする
まず一つ目にあげる対応としてはフルクローズできる張り方をすることです。
フルクローズできる張り方をすることで睡眠や洋服を着替える際などには閉じられた空間の中で行うことができます。またこういった張り方はいオープンとクローズの使い分けも可能なので、その時分に合わせて調整して楽しむこともできます。
ちなみにフルクローズできる張り方としては下記張り方があります。下記青字クリックでそれぞれ詳細な張り方確認いただけます。
出入り口側を他のキャンパーがテント等立てられない方向に向ける
二つ目としては出入り口側を他のキャンパーがテント等立てられない方向に向けることです。
例えばですが、川などが流れていればその方向に出入り口を向けたり、前側が急斜面になっている場所にたてたり、あとは山や壁があれば景色は悪いですがその方向に向けてタープを立てることで周りからの視線を遮りある程度のプライベートを確保することができます。
タープを2枚持っていく
タープを2枚持っていくこともおすすめです。
フルクローズできない張り方をしていなかったとしても、タープをもう一枚持ってきていれば周りからの視線を遮るようにもう一枚のタープを張ることでプライベート空間を確保することができます。
ただ、どうしても荷物が増えてしまう点がデメリットです。
その他対応方法
プライベート空間を作ることとは少し方向が違いますが、睡眠や着替えの際などに部分的に対応できる方法や限定された環境での対応方法を紹介します。
具体的対応方法としては下記3種類ございます。
- 車やトイレを利用する
- 利用者が少ないキャンプ場を利用する
- テントを持っていく
以下、それぞれ詳細紹介いたします。
車やトイレを利用する
睡眠や着替えの際に車やトイレを使うというのも一つの方法です。(トイレで睡眠はできませんが)
あまり衛生的ではないため、トイレで着替えるというのは好ましくはありませんが対応方法の一つとしては上げられます。また、車でキャンプに来ている等であれば睡眠だけ車中泊でしてしまうというのもありかとは思います。
しかし、車で寝泊まりしてしまうともうそれはタープ泊ではないかもしれませんが、女性などで不安がある場合は車中泊にしてしまうというの必要ではないかと思います。
利用者が少ないキャンプ場を利用する
そもそも人が少ないキャンプ場を利用するという方法もあります。
しかし、この方法はどのキャンプ場でもできるということではありませんし、あまりほかの人が知らないプライベート的なキャンプ場やキャンプが可能なエリアでないと駄目なため非常に限定定期な対応方法になります。
テントも持っていく
もうタープ泊とは言えないかもしれませんが最終手段としてテントをもっていっておくというのも一つの手です。
不快な思いをしてまでするキャンプはつらく嫌いになってしまう原因になりますので、睡眠はテントで残りの時間はタープ泊用の張り方でキャンプを楽しむというのもありです。
一番おすすめのプライベート空間の確保方法について
ここまでで紹介した方法はすべておすすめではありますが、フルクローズにできる張り方をするのが一番です。
ほかの方法では確実にできる方法でないのと、タープを2枚持っていくという方法であれば確実に対応できますが、やはり荷物が増えてしまうためフルクローズできる張り方で対応が最もおすすめです。
タープ泊の醍醐味を最大限感じながらプライベート空間を確保しキャンプを楽しむことができます。
まとめ
今回はプライベート空間を確保する方法についてまとめました。
各自キャンプを楽しむ方法は自由ですので、タープを2枚持っていくもよし、タープでキャンプを楽しむけれど睡眠時はテントを使うというのもありです。自分のスタイルに合った形で不快にならない範囲で楽しむのが一番です。
ぜひ、タープ泊キャンプ楽しんでください。
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