今回はタープ泊の王道ともいえるDDタープについて紹介いたします。
一般的なタープとは一線を画すDDタープの魅力や種類、選ぶ際のポイントまでご説明いたします。
DDタープとは?
「DDタープ」はDDHammocksから販売されているタープになります。
豊富なサイズ展開、カラーがあり耐久性が高くアウトドアのいろいろなシーンで大活躍するタープになります。
ループの数が豊富でタープ泊の際のシェルターとしてかなりのパターンの張り方ができます。
DDHammocksについて
「DDHammocks」は、スコットランドのエディンバラに本拠を置くメーカーです。
設立者のニック・ヴァンシッタールが世界各地を旅行に行っていた際にテントよりもより快適になるためのハンモックを発見しました。
そして当時市場に出回っていなかった、基本的なキャンプ機能を組み合わせたハンモックを作成し販売しました。
拠点・店舗情報
HARD OFFICE
所在地:〒610-0121 京都府城陽市平川東垣外75-14
時 間:AM10:00 ~ PM 4:30
定休日:毎週 日曜・水曜日
直営店(DD Hammocks JAPAN 寺田店)
所在地:〒610-0121 京都府城陽市寺田尺後10-23 2F
時 間:AM11:00 ~ PM 6:00
定休日:毎週 火曜・水曜日
DDタープの魅力
豊富なカラーリング
DDタープはモデルにもよりますが、豊富なカラーバリエーションがあるのが魅力の一つです。
【カラーバリエーション】
・オリーブグリーン
・コヨーテブラウン
・ジェットブラック
・フォレストグリーン
・オレンジ
・マルチカム※
マルチカム(multicam)はクライ・プレシジョン社によって開発された、幅広い環境下で使用できるよう設計された高い汎用性をもつ迷彩柄のことを指します。
ループの数が多い
DDタープはループの数が多いのも魅力の一つです。
一般的なタープでは各角や辺にループがついているのが一般的ですが、DDタープはモデルによってループの数は異なりますが下の写真のようにタープの中心にもいくつかループがついており幅広い張り方を楽しむことができます。
耐水圧3,000mm
3つ目の魅力としてあげたいのは耐水圧3,000mmある点です。
安心して使えるテントの耐水圧の基準となる3,000mmをタープで確保しており、DDタープでタープ泊をするとなった際にも急な大雨にも耐えることができます。
DDタープ モデル別”3”種類
DDタープはモデル別で3種類、サイズも含めてみると合計17種類販売されております。
DD Tarp
「DD Tarp」はシリーズの中で一般的なモデルにあたります。
タフで耐久性があるタープであり、3m x 3mについて世界で一番愛用されている製品だそうです。
項目 | 説明 |
---|---|
製品名 | DD Tarp |
素材 | 190Tポリエステル |
耐水圧 | 3,000mm |
付属品 | 収納袋、ペグ x 4、ガイロープ x 4 |
DD Tarp 12種類 概要
下記、DD Tarp 12種類のサイズ、重さ、ループの数を記載した一覧となります。
製品名 | 重さ | サイズ | ループの数 |
---|---|---|---|
DD Tarp 3x3 | 790g | 3.0m x 3.0m | 19 |
DD Tarp 3x3 MC | 790g | 3.0m x3.0m | 19 |
DD Tarp XL | 1,020g | 4.5m x 3.0m | 19 |
DD Tarp XL MC | 1,020g | 4.5m x 3.0m | 19 |
DD Tarp 4x4 | 1,290g | 4.0m x 4.0m | 19 |
DD Tarp 4x4 MC | 1,290g | 4.0m x 4.0m | 19 |
DD Tarp M | 810g | 2.5m x 3.5m | 19 |
DD Tarp S | 450g | 2.8m x 1.5m | 19 |
DD Tarp 3.5x3.5 | 1,050g | 3.5m x 3.5m | 19 |
DD Tarp 3.5x3.5 MC | 1,050g | 3.5m x 3.5m | 19 |
DD Tarp 5x5 | 1,900g | 5.0m x 5.0m | 25 |
DD Tarp 5x5 MC | 1,900g | 5.0m x 5.0m | 25 |
以下、参考までに各サイズ別の商品リンク掲載いたします。
DD Tarp 3x3
DD Tarp 3.5x3.5
DD Tarp4x4
DD TarpXL
DD TarpM
DD TarpS
DD Tarp5x5
DD Tarp Pro
「DD Tarp Pro」は、DD Tarpの性能を確保した上でさらに機能を拡充させ、アウトドア活動をより自由に楽しめるモデルとなっております。
項目 | 説明 |
---|---|
製品名 | DD Tarp |
素材 | 190Tポリエステル |
耐水圧 | 3,000mm |
付属品 | 収納袋、ペグ x 4、ガイロープ x 4 |
DD Tarp Pro 特徴
1.DD Tarp Proでは同サイズのDD Tarpより2つ多い25個のループがあり、より張り方のバリエーションを広げます。
2.DD Tarp Proは外側のループの根元16か所にそれぞれハトメが配置されておりポールを利用する際に活躍します。
3.コーナーとミドルサイドのループには、ガイラインを折り畳み収納するためのベルトが付いています。
4.バックルがついており、他のDD Tarp Pro同士を結合させることができます。(最大4枚まで接続可能)
DD Tarp Pro 2種類 概要
下記、DD Tarp Pro 2種類のサイズ、重さ、ループの数を記載した一覧となります。
製品名 | サイズ | 重さ | ループの数 |
---|---|---|---|
DD Tarp 3x3-PRO | 3.0m x 3.0m | 875g | 25 |
DD Tarp 3x3-PRO-MC | 3.0m x 3.0m | 875g | 25 |
以下、参考までにProの商品リンク掲載いたします。
DD Tarp 3x3-PRO
DD Superlight Tarp
「DD Superlight Tarp」は、非常に軽量なモデルとなっております。
サイクリング、クライミング、トレイルランなど軽量のバックパッキングを必要とする場面で、荷物の重さを最小限に抑えることができます。
項目 | 説明 |
---|---|
製品名 | DD Tarp |
素材 | リップストップナイロン |
耐水圧 | 3,000mm |
付属品 | 収納袋、ペグ x 4、ガイロープ x 4 |
DD Superlight Tarp 特徴
ナイロン繊維を格子状に縫い込むことで強度・耐摩擦の効果を高めたリップストップナイロンを素材として用いることで、薄く軽量かつ強度を保った製品を提供しております。
DD Superlight Tarp 3種類 概要
下記、DD Superlight Tarp 3種類のサイズ、重さ、ループの数を記載した一覧となります。
製品名 | サイズ | 重さ | ループの数 |
---|---|---|---|
DD Superlight Tarp XL | 4.5m x 2.9m | 690g | 19 |
DD Superlight Tarp | 3.0m x 2.9m | 460g | 19 |
DD Superlight Tarp S | 2.8m x 1.5m | 260g | 19 |
以下、参考までに各サイズの商品リンク掲載いたします。
DD Superlight Tarp XL
DD Superlight Tarp S
DD Superlight Tarp
DDタープの活用シーン
日陰・雨除けとして
こちらは一般的な使い方ですが、キャンプの際テントの外で活動する際の屋根としての利用です。
日差しを遮るだけではなく、風であったり雨をしのいだりといった役割を担うため、悪天候時には非常に重要な使い道です。
シェルターとして
2つ目として挙げられるのがシェルターとしての活用です。
タープ泊というキーワードもある通り、タープ一枚でシェルターを作成しキャンプを楽しむスタイルの際にDDタープは活躍します。
また、DDタープを使ったシェルターの張り方は下記のようにかなり多くの種類があります。
※それぞれクリックすると張り方詳細のページをご覧いただけます。
上記の張り方はすべてDDタープ3x3のような正方形のタイプのタープを使って張ることができます。
そもそもタープ泊とはどういったものか詳細下記記事にて紹介しております。
》ソロキャンプのスタイルの一つ「タープ泊」ってなに?タープ泊のやり方、魅力など紹介
また、DDタープを使ったシェルターの作り方まとめておりますので良ければ合わせてご覧ください。
》【DDタープ3x3張り方】図解つき!おすすめ張り方16パターン紹介
どのサイズを買うか迷っているならまずはこれ!”DDタープ3x3”
DDタープは非常にたくさんのサイズ展開があり、DDタープを買いたいと思ってもどのサイズを購入すればいいか迷うと思います。
そういった時に私がおすすめするのは”DDタープ3x3”です。
理由としては下記3点挙げられます。
1.比較的安価
ProやSuperlightでも同じサイズ感のものはありますが、気になって買うにしては少し高いです。その点普通のDD Tarpであれば比較的安価に購入することができます。
2.1人でももちろん2~3人であれば利用できる絶妙なサイズ感
ソロキャンプの際にも大きすぎないですし、だからと言って数人であれば問題ない広さもあるため使いやすいサイズになっています。
3.タープ泊をする際に非常に多くのパターンの張り方が可能
一つ前の項でも紹介した通り正方形のタイプのタープを使ったシェルターの張り方は非常に多くの種類があるため3x3サイズがおすすめです。
また、下記より「DDタープ3x3」についてamazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの商品ページご覧いただけますのでよろしければご活用ください。
まとめ
今回はタープ泊の王道ともいえるDDタープについての紹介でした。
個人的にはキャンプをたしなむ方でタープの購入を検討している方にぜひ購入してほしい一枚になります。
一般的なタープの使い方はもちろん、タープ泊をしたくなった際にも活躍する一枚ですので、ぜひご検討いただければと思います。
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